同じ年齢の義妹がHRT(ホルモン補充療法)を利用していると聞き、私も改めて調べてみることにしました。
更年期症状を緩和すると言われるHRTについては以前から気になっていたのですが、副作用などに不安もあり、なかなか踏み切れませんでした。それでも「藁にもすがる気持ち」で、GP(かかりつけ医)に相談して処方箋を出してもらいました。
まずは4週間試してみることになりました。費用は処方箋代として一律9.9ポンド(約2,000円)。これで少しでも体調が良くなるといいなと思っています。
HRTとは?
HRTは「Hormone Replacement Therapy」の略で、日本語ではホルモン補充療法と呼ばれます。
子宮がある女性の場合は、一般的に以下の2種類のホルモンを補充します。
- エストロゲン
- プロゲステロン
剤形は貼り薬やジェルが主流で、場合によっては錠剤が処方されることもあるそうです。調べた限りでは、錠剤は貼り薬やジェルに比べて乳がんリスクがわずかに高くなる可能性があるとされています。
なお、子宮を摘出している場合は、プロゲステロンを使用せず、エストロゲン単独で治療することが一般的とのことです。
私の症状には効くのだろうか
HRTが特に効果的とされているのは、
- ホットフラッシュ(ほてり・発汗)
- 不眠
- 気分の落ち込みやうつ症状
などです。
診察の際、GPからは「あなたの症状(貧血、ブレインフォグ、極度の疲労、睡眠障害)とは少し違うんだけれど、不眠は改善するかもしれないわ」と言われました。正直なところ、私自身もどれくらい効果があるのか半信半疑ですが、まずは試してみようという気持ちです。
日本とイギリスの更年期治療の違い
日本では、更年期症状に対して漢方薬がよく利用されている印象があります。
また、日本に住む知人はプラセンタ注射を受けたところ、「エネルギーが湧いてきて、症状が軽くなった」と話していました。
一方で調べてみると、イギリスではプラセンタを更年期症状の改善目的で利用することは一般的ではないようです。
日本で人気の「命の母」も、私はホルモン補充の薬だと思っていたのですが、実際にはホルモン剤ではなく、生薬やビタミン類を配合した漢方系の薬だということを今回初めて知りました。
イギリスで漢方はどう扱われているのか
イギリスの医療はエビデンス重視です。
そのため、GPから漢方薬が処方されることは基本的にないそうです。
ただし、中国系の鍼灸院では漢方薬を取り扱っていることがあります。私の住む町にもそうしたお店があり、以前、不妊治療中に鍼治療を受けるため通ったことがありました。
漢方薬そのものを試したことはありませんが、お店の中では色の濃いお茶のようなものを煮出していて、とても独特な香りがしていたのを覚えています。
効果が分かるまで気長に待とうと思います
HRTの効果が現れるまでには、早ければ数週間、長い場合は3か月ほどかかるそうです。
私の場合、まずは4週間様子を見る予定ですが、貼るだけ、あるいは塗るだけなので、治療の負担はほとんどありません。
今のところ「これで劇的に変わる」という期待よりも、「少しでも楽になればいいな」という気持ちです。
数か月後にどのような変化があったのか、またこちらでご報告したいと思います。

