私は銀行に預け入れている現金は少な目で、資産の10%未満です。基本的には現金比率が大きくなり過ぎないように、時々年金口座や投資口座やクリプト口座に移しています。
それでもタイミング的にキャッシュが口座にまとまって入っていることもあり、用事があって銀行窓口に行くと担当の人が驚愕して、「ちょ、ちょっと、こちらの部屋でお話しできませんか。弊行がご提供できるサービスを…」と言われます。最近は支店も減りましたし窓口にいかなくても済むことが多いですが、数回富裕層顧客としての登録を打診されました。興味が無く、利用しませんでした。
今年不動産を売却して次の不動産を購入するまでの間の資金を数万ポンド口座に放置していたら、また案内が来ました。追加の手数料無しとのこと、どんなサービスが期待できるのか、入ってみることにして、ついでに他の銀行の同様のサービスと比較してみました。
結論から言うと、私にはあまりメリットがありませんでした。私が入ってみたのはSantander Selectというもので、口座残高が75,000ポンドもしくは毎月の手取りが5,000ポンド以上の人なら入れるという敷居の低いものです。サービスは、24時間対応のカスタマーサービス、優遇金利、ATMの引き出し限度額引き上げ、手数料無料。ちなみに、英国人の銀行残高の中央値は5,000~5,999ポンドとのことです。
いわゆる富裕層向けの銀行口座と資格をWiseがまとめてくれたものを和訳しました。
| 銀行口座 | 利用条件 | 主な特徴・サービス | 口座手数料 |
|---|---|---|---|
| Coutts プライベートバンキング当座預金口座 | 100万ポンド以上の投資・借入、または300万ポンド以上の預金¹ | • 複数通貨対応 • カード利用額に応じた慈善寄付プログラム • 自動スイープ機能(余剰資金の自動振替) | 年額900ポンド² |
| HSBC プライベートバンキング口座 | HSBCにて150万ポンド以上の預金または投資³ | • 専門的な資産運用・金融アドバイス • 海外旅行保険 • ライフスタイル・コンシェルジュ | 無料³ |
| C. Hoare & Co 当座預金口座 | 300万ポンド以上の預金 + 100万ポンド以上の投資⁴ | • 複数通貨対応 • 専任リレーションシップ・マネージャー • 預金金利付与 | 月額50ポンド⁵ |
| Barclays Wealth 当座預金口座 | 投資可能資産50万ポンド以上⁶ | • 自動スイープ機能 • 当座貸越(オーバードラフト) • ウェルス専用デビットカード • 複数通貨対応 | 無料 |
| Club Lloyds Private Banking 当座預金口座 | Lloydsで25万ポンド以上の預金・投資、または75万ポンド以上の住宅ローン⁷ | • ライフスタイル優待特典 • 預金残高への利息付与 • 当座貸越(オーバードラフト) | 無料 |
| Santander Private Current Account | 50万ポンド以上の預金・投資、または年収25万ポンド以上⁸ | • 公共料金・カード利用のキャッシュバック • 英国外での手数料無料 • 預金残高への利息付与 • 専任プライベートバンカー | 月額5ポンド |
しがないOLの私はこの中では3つしか利用資格がありませんが、あちこちで運用している資産をかき集めるほどのメリットが全くないという印象です。旅行保険は入っていますし、運用アドバイスも不要。しいて言えば国際税務アドバイスはありがたいですが、自分の税理士もいますので、今は不要。住宅ローンも不要。
富裕層のステータスが欲しいわけではないので、当面は普通に投資口座で運用していこうと思います。


