20年ぶりの香港 1

今年の夫連れの一時帰国は、香港経由にしました。

理由は単純で、航空券を予約した時点でこのルートが一番安かったからです。エコノミーで一人850ポンド程度。香港→日本以外はキャセイパシフィック航空だったので、空港ではラウンジも利用できました。

キャセイのラウンジでは、飲茶などを注文するとその場で作ってもらえます。スパークリングワインやデザートもあり、搭乗前からなかなか充実。

キャセイパシフィック航空に乗るのは今回が初めてでした。

良かったのは、機内エンターテインメント。これは今まで乗った航空会社の中でも過去イチと言っていいほど充実していました。一方、機内食は普通~イマイチ。そして何より残念だったのは、座席がとても狭かったこと。プレミアムエコノミーも見てみましたが、少なくとも見た感じでは座席の幅はそれほど変わらないようでした。

香港人の乗客が多いので、さぞ賑やかなフライトになるだろうと思っていたのですが、意外にも皆さんおとなしく、満席の機内は驚くほど静かでした。

中華系航空会社のメリットの一つは、アジアへ飛ぶ際に大きく迂回しなくていいこと。ロンドンから香港までは10時間ちょっとでした。

今回は珍しく機内で映画を3本も観ました。「ソーシャル・ネットワーク」、クイーンのドキュメンタリー、そして、上映時間が長くてこれまで観るのをためらっていた「国宝」。特に「国宝」は原作小説の世界を大切にしながら映像化されている印象で、迫力があり、素晴らしかったです。

夫は25年ほど前、駐在員として香港に住んでいました。それ以来初めての香港だそうです。私も約20年前に一度旅行したきりです。

以前は香港というと、私の中では「混沌」というイメージでした。

ところが久しぶりに来てみると、その印象はかなり変わりました。

何もかも整っていて、洗練されていて、とにかく便利。街もこぎれいです。それなのに活気は失われておらず、街全体にエネルギーがあって、どこか巨大なテーマパークを歩いているような楽しさがあります。日本と比べると、高齢者が少ないようにも感じました。

今回はシェラトンに宿泊。最上階の端にある、海の見える静かな部屋を用意してもらえてラッキーでした。

朝食も一度だけ利用したのですが、そこで遭遇した一部の団体客のマナーには瞠目。あまりの勢いにびっくりして、早々に退散しました(笑)。それ以外はとても快適なホテル滞在でした。

香港に行く前は「何を食べても美味しいはず」と期待値を上げすぎていたのかもしれません。

飲茶が美味しいというレストランを調べて何軒か行ってみたのですが、正直なところ、ロンドンのほうが美味しいかも……と思ってしまいました。香港の皆さん、ゴメンナサイ。

それと、全体的に野菜不足になりがちでした。一方、エッグタルトは美味しかったです。

今回は時差のせいか、変な時間にお腹が空くのに胃はもたれていて、いざ食事の時間になると食欲がわかないという残念な状態。食の街・香港を満喫するには、コンディションが今ひとつでした。

レストランで食べると、感覚的にはロンドンの半額程度。ただ、スーパーなどで売られている食料品は輸入品が多いためか、ロンドンとそれほど変わらない価格に感じました。

支払いも便利で、よほどローカルなお店でなければクレジットカードがほぼ普通に使えました。

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