がむしゃらに働いていてふと気が付いたら、今年半分終わってました(汗) 時が流れるのが早すぎます…。忙しいのはいいこと、と自分に言い聞かせていますが、ゆっくり考える時間が無いのは不安になりますね。
先週の旅行中にイギリスのスターマー首相が辞任に追い込まれ、地方選挙で最近国会議員になったバーナム氏が次期首相に名乗り出ていて、他に候補がいないので95%彼が首相になると思います。イギリス北部のマンチェスター市長をしていた人で、キング・オブ・ノースと言われ、マンチェスターやバーミンガムなど地方都市を活性化させるのが彼の主な目的です。初めて見たときは、「なんて分かりやすいカツラ」と思いました。まだ詳しい分析をしていませんが、スターマー氏よりも左寄りな考え方の気がしています。
そのバーナム氏が、昨日初めて公に方針を発表しました。一番の目玉はやはり地方活性化計画でした。ロンドンに集中する政府機能の一部をイングランド北部に移転するアイデアで、これはすでに北部に不動産を持っている人には支持されるでしょう。
他には公営住宅(カウンシルハウジングの大幅増築もありました。よく言われているように、英国、特にイングランドは住宅価格が上がりすぎてしまい、庶民や若い人には手が届かなくなっています。これをなんとかしようというみたいです。
また、インフラストラクチャーを政府主導の公的管理下にする方針です。具体的には、英国の目も当てられないレベルの水道、エネルギー、住宅、交通を国家が運営しようという呼びかけです。政府もポンコツなのでどちらがいいかは微妙ですが、確かに現状はひどく、何かしらの改革が必要です。
目玉以外の政策は、借り入れ抑制、英国企業サポート、地域への投資呼び込み、などでした。
気になる住宅関連ですが、正式に政策として発表されていないものの、以下はまことしやかな噂です。バーナム氏は住宅売買の取引税(スタンプデューティ)に反対しており、代替するものとして土地税もしくは不動産価値に基づく課税(固定資産税のようなもの)を推し進めようとしているようです。これは価値の高い住宅を所有している人や年金受給者から大バッシングが見込まれます。一方、購入時の税金の高さが住宅売買の障壁になっていますので(例えばウチは複数の物件になるので、次に買う家は取引税だけで6万ポンド超えそう)、住み替えはしやすくなります。我が家の場合は土地税導入のほうがお得になりそうなので、数か月様子見をしようと思います。

