中年の人生とは、こういうもの

先日、同世代の女性の知人数人とランチに行きました。普段の会話といえば、ご想像どおり、まず健康のこと、仕事のこと、家族のこと、たまに旅行のことです。そのうちの一人が、「最近全然楽しいことが無い」と話していました。連休中に特にどこにもいかず、何となく時間を過ごしてしまったとのこと。「まだこの先人生長いのに、今から引きこもってどうしよう」と焦る気持ちを吐露していました。パートナーからも、趣味を見つければ、と言われるそうです。

もう一人の知人はもともとインドア派で、仕事などやむを得ない事情が無い限りは基本自宅で過ごすとのことです。私もどちらかというとそのパターンです。

5月最初の連休は、またしても体調がすぐれず、連日の激務で疲労が限界まで溜まっていたので、初日以外ほとんど寝込んでいました。でもそれに罪悪感は全く感じていませんでした。それどころか、連休の有意義な過ごし方だとすら思っていました。

同年代の知人で、どんなにバイタリティ溢れて体力がある人でも、日々充実してイベント盛りだくさんの人なんていません。更年期障害がない人でも、体力・気力を温存しながらできる範囲で活動している感じです。

確かに時間が過ぎるスピードが若いころの2倍速くらいに感じるのは焦りますが、私は中年以降の人生のほうが穏やかで、心ときめくことが皆無な代わりに、腹が立つことも減ったので、先が見える人生にむしろ幸せを感じます。自分から喜怒哀楽が消滅するとは、若いころに想像していなかった変化です。

趣味があればもちろん充実するとは思いますが、そのために敢えて趣味を探す必要もないと思います。先日羽田美智子さんのポッドキャストで同様の内容があり、共感しました。

仕事と家庭以外は自分から働きかけなければ何のコミュニケーションも生まれません。さすがに多少の刺激があった方がいい気がして、こうやって同性の友達と定期的に情報交換したり、ディナーに行ったりしています。更年期で毎日生きているだけで精一杯の現在はこれで十分ですし、これ以上のことはできません。しいて言えば気分転換の旅行や美味しい食事はこころが満たされますが、幸せ気分を味わえる時間は比較的短いです。夫ももともと友達が少ないタイプで、趣味らしいことは写真と絵画、体力・気力をそれほど使わない活動に集約されていったようです。

マインドだけでなく、身体の変化も自然に受け入れています。不眠も五十肩も「そういうもの」と思って病院に行きませんでした。数か月で治りました。

実際はこんな優雅な感じではなく、ぐったり(汗)

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