S状結腸内視鏡検査

2年おきの人間ドックが4月にありました。結果は低体重なこと以外はおおむねパスしました。

そうはいっても、アラフィフともなれば100点満点は難しいお年頃。要再検査項目が2つありました。1つは乳がん検査、2つ目は結腸の内視鏡検査でした。

高い社会保険料を毎月納めているので、せっかくなので検査してもらおうと思い予約しました。ちなみに家系には乳がんも大腸がんもいません。乳がん検査はサクッとパス(異常なし)。今日はS状結腸内視鏡検査(flexible sigmoidoscopy)とやらを受けに行ってきました。何度か血便があり、気になってはいたのです。

予約の6時間前までに固形物の食事は済ませ、4時間前からは水のみ、2時間前からは水も飲まないようにと言われたので、普通に朝食抜きで行きました。空腹は慣れていますが、脱水症状で頭痛がひどかったです。

病院で1時間半ほど待たされ、ガウンに着替えて浣腸されました。5分したらトイレね、と言われましたが5分も我慢できず。朝から2回トイレに行ったので空っぽだろうと思いきや!、体内の水分とそれ以外の残留物がすべて排出されました。お腹を下した時と同じ強烈な痛みが10分ほど続きました。ショックで脱力していると、ベッドに載せられたまま内視鏡設備のある部屋に移動しました。

血管から麻酔を打つか(私の腕は血管が浮き出ているのでナースに点滴したい!と言われました(汗))、麻酔ガスを吸うか、麻酔無し、どれにする?と聞かれ、なるべく早く帰りたいので無しで臨みました。

内視鏡はわずか5分程度でしたが、思ったよりもカメラのついた管が太く、さらに腸が良く見えるように空気を送り込んでいたようで、お腹が内側から圧迫されてうめき声を出してしまいました。検査の結果、痔はありましたが、病気が疑われる箇所はないとのことでした。

また、誰かに病院まで迎えに来てもらうようにと言われていました。「一人で帰れるわ!」と思いましたが、念のため夫に迎えを頼みました。迎えに来てもらって良かった…というのは、施術後腹痛がひどく、まともに歩けない状態でした。終わったら何食べよう?と考えていたのに、とても食事をする気になれず、2時間ほどで徐々に痛みが治まって初めて水を飲むことができました。お腹から徐々に空気が抜けると、腰骨がはっきりと見えるほどお腹がえぐれていました。

今年の健康懸念はこれで全てクリアとなりました。

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