子猫、初めてのワクチン接種

4月から国内旅行が、5月から海外旅行が解禁になりそうなので、猫を猫ホテル(Cattery)に預けるための条件である、ワクチン接種をしてきました。室内飼いの猫に必須なのは2種類、Flu(インフルエンザ)とEnteritis(腸炎)です。3~4週間空けて2回打つことになります。ワクチンは毎年打って更新しなければなりません。

近所の獣医さんに予約をし行ってみました。コンサルテーションで混合ワクチンも同料金と言われ、加えて猫白血病や猫ヘルペスも予防できるそうなので、それにしました。尚、マイクロチップ(ID)埋め込みはイギリスでは義務ではありません。マイクロチップが入っていれば、猫が迷子になった時に捕獲した人が獣医に連れて行ってくれて初めて飼い主が分かるもので、GPS機能はありません。つまり猫が盗まれても見つけられません。首輪に飼い主情報もあることから今回はやめました。

気になる料金ですが、混合ワクチン2回分で76ポンド(11,280円)でした。以前日本で猫を獣医さんに連れていって注射をしてもらったときは1回5,000円でしたので、大体同じくらいですね。マイクロチップは意外に安く、25ポンド(3,710円)だそうです。

ペット保険も紹介してもらいました。またその獣医のファミリープランに入ると、1か月23ポンドであらゆる治療に追加料金なしで対応してもらえるそうです。ただ、健康診断後に獣医さんに「純血種は病気をしやすいですが、この猫は雑種でとても健康ですし、しばらく外に出る予定がないなら保険は不要でしょう」と言われたので、とりあえず見送ることにしました。体重も測ってもらい、2.17キロでした。ファミリープランは魅力的ですが、今年引っ越す可能性があるのでこれも今はやめました。

意外にもキャリーバッグのなかで暴れなかった猫は、飼い主への信用を失い、帰宅後ふてくされて寝ていました。しばらくは震えていましたが、これは初めて我が家に来た時も同じだったので、ショックで緊張しているのだと思いました。

そして、夕方から猫の様子がおかしくなりました。食いしん坊の猫が一切エサを受け付けず、大好物のおやつを鼻先においても、見向きもせずに寝ていました。一応、緊急動物病院がありますが、少し様子を見ることにしました。体内に薄めたいろいろな病原菌が入ってきて、体が免疫を作るために戦っていたのです。

私が寝床に入ると猫が来て、添い寝して欲しいと弱気なので、一晩一緒に寝ました。熱がありました。でもぐっすり寝て、朝やっといつも通り元気になり、よく食べました(安堵)。

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