義父が1回目のワクチン接種 ~2回目は3か月後

今日、義父は1回目のワクチン接種を受けたそうです。イギリス在住で国民保健サービス(NHS)のGP(かかりつけ医)に登録している人に、順番に手紙が配布されるようです。

順番リストは政府が決めたもので、医療従事者や老人ホームを筆頭に、今週は70代の人まで受けられるようです。ロンドン地区は接種が遅れていると報道されています。

ロンドン圏外に住む義父は、70代後半で糖尿病の履歴があるため、早めに接種してもらえたのでしょう。義父が接種されるのは3月頃と思っていたので、予想より早かったです。私に順番が回ってくるのは、現在の予想では早くて7月、遅くて9月です。一応、イギリス政府は9月までに全国民に1回目の接種が可能と言っています。

私はワクチン90%の有効性、という意味を間違って理解していました。ワクチンを受けた人100人中90人が感染しないと思っていました。夫も私と同じ間違った解釈をしていました。90人が重症化しないということのようですね。

気になるのは、ファイザー社の社長やコロナ専門の医者数人が自身はワクチンを打たない方針を表明している事。またmRNAタイプのワクチンは個人的にはやや懐疑的で、選べるならアストラゼネカ製のものを打ちたいです。ただ、無料なので選べないそうで、義父はファイザー製を打ってもらったそうです。

問題は、2回目が本当に効果が出るタイミングで接種してもらえるのか、ということですね。皆に1回目を行き渡らせることを優先するため、2回目は3か月後だそうです。

イギリスは昨日1820人がコロナで亡くなり、過去最高の死者数でした。新規感染自体はロックダウン以降徐々に減ってきているようですが、クリスマス休暇で感染が急増し、死者数は増え続けています。イギリス人は肥満や糖尿病の人が多く、感染後の死亡率も高いです。懸念しているのは、ワクチンを打った後でも感染するのに、自分は重症化しないからと傍若無人にルールを無視して行動するのではないかということです。

ワクチンを打つかどうかは自分の順番が回ってくるまでに決めようと思います。帰国するのに必要であれば打ちますが、ウィルス陰性証明だけで入国できるのであれば打たないつもりです。

夫の従弟(北イングランド在住)や親戚(アメリカ在住)も感染したそうです。幸い重症化はしていないようですが。ウィルスは身近に迫っています。

タイトルとURLをコピーしました