海外在住 日本の実家をどうするのか問題

日本人の同僚がまた一人介護帰国を決め、寂しい気持ちで見送りました。海外在住の日本人が永久帰国する話はよく聞きますが、中年の場合は親の世話や実家関連が主な理由です。80歳前後の親が弱ってくるアラフィフに共通の問題で、他人ごとではありません。

両親とも鬼籍に入った知人も数人いて、長期で日本に滞在できないので、2人目の親が亡くなってからの実家の後始末が大変だったと聞きました。何回か手続きのために帰国して片付けたといっていました。家具や食器や寝具や衣類や電化製品や書類・書籍など処分しないと売却できませんからね。

このブログにも書きましたが、義理両親が亡くなってから毎週彼らの住んでいたアパートに通い、2ベッドルームでも遺品処分に1年以上かかりました。とにかくモノをため込む義父だったので、足の踏み場もないところからのスタートでした。寄付するもの、粗大ごみとしてリサイクルセンターに運ぶもの、売るものなど仕訳をすることにも労力がかかりました。

私の親世代は一軒家に一人で暮らしているケースも多いです。実家は4人家族が住んでいた家で、モノが押し入れなどに大量に詰め込まれています。70代後半の母は残された人に迷惑をかけまいと、数年前から断捨離を始めました。7段飾りのお雛様やベッドやタンスや机やピアノを処分したそうです。不要なもの、特に捨てづらい大きいものを処分しておいてくれると、本当に助かります。母はなるべく長く自宅に住むことを希望していますので、最後めでたく自宅で終われた場合はある程度の家財道具が残ることは避けられません。もしもの時に備えて調べていたら、エコスマイリーという遺品整理・生前整理サービスを見つけました↓

東京、神奈川、埼玉にある家に訪問して、不用品や遺品の整理をしてくれるそうです。遠方に住んでいる人にはとても助かりますね。不用品を処分するのは体力が必要ですから、手伝ってくれる人がいないお年寄り(私も将来そうなりそう)の身の回り品の片づけを代行してくれるサービスがあると知るだけで気分が楽になります。ゴミ屋敷の清掃だけでなく、必要な修繕やリフォームまでしてくれるそうです。

このようなサービスの利用を検討する場合は、まず見積もりを出してもらいましょう。一人暮らしのお年寄りをターゲットにする犯罪もありますので、連絡してみて対応がいいか、信頼できそうか確認が必要です。

私はアラフィフですが、今後は大きくて捨てづらいものは最終的に処分することを考えてから買おうと思います。

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