南イタリア ~La Dolce Vita 第2弾 4

ナポリを後にし、ポンペイ経由で次の宿泊地ソレントへ移動しました。北イタリアに比べて電車の運賃が安くて驚きました。

ポンペイ遺跡はもう一度見たいと思っていたところ、たまたま第1日曜日と月曜日が入場無料(通常18ユーロ)ということで、それはそれは大変な人でした。午前中に到着したら行列が約1マイル(!)で、数時間待ちだろうと言われました。荷物があり、日陰も無く、諦めてベスビオ火山へのツアーに行くことにしました。バスで45分ほどかけて活火山に上り、噴火口を歩きます。

入り口から1キロ程度と言われましたが、実際はもっと長いコースで、それなりにキツいコースでした。ナポリも大気汚染がひどくて、山に登って初めてまともな空気を吸うことができました。山の頂上からの眺めも素晴らしかったです。

ベスビオ火山は観光に力を入れようという気がないのか、簡易トイレが入口に一応あるのですがひどい状態で、利用を諦めました。ローマより南のイタリアのトイレは便座が無いのはもう慣れてはいましたが、ペーパーも、石鹸どころか手を洗う水もなく、床は濡れています。便座は無いところの方が多く、お年寄りとかどう用を足しているのか分かりませんが、曲がりなりにもG7なのですから、万人がまともなトイレを利用できるようにしていただきたいです。ポンペイのカフェもトイレがとても汚く、でもコーヒーは4ユーロで、旅程で一番高かったです。評価を調べて店に入りたかったのですが、携帯のシグナルが無く。

閉場時間近くになって、並ばずに遺跡に入りました。最近の報道によると、さらに別のエリアが発見されたそうで、巨大な街が火山灰の下に埋まっていたことが分かっています。噴火はAD60年とのこと。円形劇場も3つあり、上下水道完備で、当時の人々が高水準の生活を送っていたことがうかがえます。全部はとても見切れないので、メインストリートだけ歩いて見学しましたが、それでも1時間以上はかかりました。観光客が多すぎるので、有料の日に行くか、無料の日は閉場間際に行くのが良いと思います。

円形競技場
美しい天井

さらに南下するのはどんなだろう?と覚悟してソレントに向かいましたが、そこには美しい港町が開けていました。

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