ナポリに旅行するのは初めてでした。大学の卒業旅行でポンペイ遺跡を訪問したことがあり、当時ものすごく感動したのを覚えています。
イタリア北部といろいろ違いますね。食べものも、スイーツも。ナポリ中心部は場所にもよりますが、一人で歩き回るのはちょっとためらわれます。誰かが近寄ってきて何か売りつけようとするとかは無いですけれど。電車の切符を券売機で買おうとすると、「スリに気を付けて！」と注意アナウンスが流れます。
ナポリはとにかく人が多すぎで歩けないほどです。その分エネルギーもすごくて、圧倒されます。
ナポリではレストランは夜7時半からオープンします。ナポリと言えばピザ！ピッツェリアの数がすごいです。私たちは普段ピザは年に1回ほどしか食べませんが、素晴らしい石のオーブンが見えたので、渋る夫を説得してピザをオーダーしました。一番オーソドックスなマルゲリータが7ユーロ（！）。んも～、最高に美味しかったです。シンプルなピザでどうしてここまで差が出るのだろう、と夫と真剣に議論しました。まずトマトソースがきちんと味がして、酸味がちょうどよいということ。そして生地の厚さ（薄い）とチーズの量とトマトソースのバランスが完璧に計算されていることがポイントかなと思います。結論、ヴァリュー（お得感、コストパフォーマンス）がとにかくスゴい。「イタリア人は料理が上手いな～さすがだな～」とうなってしまいました。
パスタはさすがのアルデンテで、味が濃く、ワインが進みます。ピザ以外の料理は普通のタベルナで14～20ユーロくらい。デザートやワイン1杯は6ユーロくらいでした。カクテルは高くて10ユーロくらい。サービス料がない代わりに席料コペルトが一人2ユーロくらいで、パンがもらえます。水は有料です。ギリシャも食べものは素晴らしいのですが、コーヒーとワインはイタリアの方が美味しいです。イタリアの食事は野菜が少なめなのが残念なところ。
今回いろいろなお店でピザを食べましたが、一番美味しかったのは、ChiaiaにあるTrattoria Dell’Ocaというレストランでした。
全てが美味しいので食べすぎましたが、旅行中毎日20キロくらい歩いたので、チャラということで。
