やっと食事編。ギリシャ人の食べものに対するパッションに圧倒されました。
夜8時までレストランが始まらないスペインと違って、多くのレストランが終日営業しているか、6時までには開店するのがありがたいです。
ギリシャの食べものは、食材の味がしっかりとしています。ヨーグルトもクリームのように濃厚ですし、野菜も風味があります。パンや地ビールは美味しかったです。地元のワインはまぁまぁ。アイスクリームはピスタチオ味が断然おススメです。
他の欧州の国と比較すると、コーヒーは高めで3ユーロくらいです。食事代は、メインディッシュが14~18ユーロ程度なので、安いほうです。そして前菜やサラダも量が多いので、サイズが選べたら小さいのにした方がいいです。ワインは500mlのハウスワインが6ユーロくらいと安いですが、選択肢が少なく、正直なところあまり美味しくありませんでした。席料もサービス料も無いので、ボトル水をオーダーし、チップを加算しました。
クレタ島のレストランの素晴らしさは、一定額以上の食事をすると、その店オリジナルのデザートがもらえるということです。これは本当に嬉しかったです。デザートはパンナコッタ、シャーベット、ドーナツ、フルーツの盛り合わせとラキという現地の強いお酒でした。最後にこのRAKI(アルコール度30~40%)を飲むと酔っぱらってしまいます。
クレタ島名物の食べものは、ダコス(ラスクにトマトとチーズが載った軽食)、ムサカ(ポテトとひき肉を重ね焼きしたもの)、スブラキ(肉とフライドポテトとヨーグルトをピタブレッドに包んだもの)、ドルマテス(ご飯をブドウの葉で巻いてヨーグルトを添える)、カリツナキア(パイ、甘いのと甘くないのがある)、などです。
食いしん坊の私たちですが、外食が続くと胃が付かれるので、朝食は軽くアパートメントホテルで作りました。
私たちは今回の旅では体調が良かったので、夜まで遊び倒して、毎日疲れてバタンキュー(死語?)でした。