ここ数か月、通勤電車が明らかに混雑してきています。今までは座れることが多かったのですが、同じ電車でも今は車両に入れるかどうか、という状況です。昨日の水曜日は特に混雑していて、プラットフォームにいた人の半分は乗り込むのを諦めました。
私は現在週3日通勤していて、夫は週2日です。先日夫の会社が方針を変更し、1月から週3日出勤するようお達しがあったそうです。
報道によると、週5日オフィス勤務をしなければいけない会社が増えていて、さらにオンライン会議システムのZoomの社員も通勤を義務付けられたそうです。
最近の記事によると、10月の求人ポジションの4分の3の仕事では、週3日以上オフィス勤務だそうです。同記事には、オフィスに3日以上行かなくてもいい残り4分の1の求人に人気が集まっているとありました。在宅勤務ができる日数と応募件数が反比例しているそうです。
私の勤務先は、本社がコロナでオフィススペースを縮小して、社員全員分のデスクがないホットデスキングになっているので、週5日勤務に戻ることはないと思います。でも、他社の知人の週2日通勤とかフルリモートという話を聞くと羨ましく、多少給料が減ってもいいからそうならないかと考えたりします。
ロンドン中心部は、オフィスビルが次々と建て替えられて、あちこちで大規模な工事が行われています。私の会社が入っているビルも他のフロアはがらんとしていますし、テナント募集中のオフィスビルが多いです。一方、街には人があふれていて、地下鉄も平日はいつでも満員です。
同僚は週2日在宅勤務できることが続くことを期待して、電車で3時間もかかるところに家を買いました。週3日出社するために、週2泊は知人のソファに寝させてもらっているのだそうです。また、別の知人は北アイルランドに家族が居て、同様のアレンジをしています。毎週飛行機に乗るなんて、大変…。現地で仕事を探すか、フルリモートできる会社を探せばいいのに、と思いますけれど。
記事によると、オフィス通勤したくない理由の最大の理由は交通費の高騰だそうです。私も1日会社に行くのに、2,675円相当の交通費を払っています(イギリスは交通費自腹)。私の場合、費用よりも往復の時間が無駄だと思います。電車も時間通りに来ないことも多いので、在宅勤務日が多いほうが嬉しいです。
コロナ禍では、もう週5日通勤することはないだろう、と誰もが思っていましたが、どうなるか分からないものですね。もし週5日オフィス勤務になったら、在宅勤務ができる仕事を探して転職しようと考えています。