先日元同僚から、海外赴任で太ってしまったがスピニングクラスに通い体重を元に戻した、という話を聞きました。
ジムに通っていた頃は、私も週1回ほどスピニングのクラスに参加していました。真っ暗な部屋で、ディスコのような大音響で興奮しながら(?)ひたすらバイクマシンを漕ぐ、あれです。季節によっては結構汗をかいて爽快でした。ペロトンが有名ですが、バイク自体高額で月々の利用料も別途かかるので、単純なマシンだけと考えていました。
以前も自宅用インドアバイクを検討したことがあります。私は低身長なのでデザインによっては使えないかもしれず、また置き場所を夫と相談する必要がありました。「すぐ飽きるんだから、やめとけ」と言われるだろうなと思い、また自分でも使い続けられるか自信が無くて話していませんでした。
結婚記念日に何が欲しいかと聞かれ、「実はバイクマシンが欲しいんだよね。これから天気が悪くなって、暗くなるし、走れない日が増えるから。もちろん中古でいいし、折りたためる安いやつでいい」とぽろっと話しました。
そしたら、夫が俄然その気になり、「今からエクササイズマシンの店に見に行こう」と出かけることになりました。夫は上半身のトレーニングのためにローイングマシン(ボート漕ぎ)に興味があったようです。場所さえあれば、私もその方がいいと思いました。
地元のショップに駆け付け、誰もお客さんがいなかったので、説明を受けながら店にあるバイクとローイングマシンを全部試しました。一部のバイクは一番低いサドル設定でも私の足の長さが足りませんでした。お店の人も無理に勧めてこなくて感じが良く、あまり悩まずコレにしました。ネットだともう少し安く変えましたが、もし返品・交換となったらマシンが重くて難しいので、店頭で購入しました。
このモデルだと私の足も届き、夫も一番高いサドル設定でちょうどよかったです(足長すぎ)。とても静かでアパートの階下にも音が響きませんが、防音マットも買いました。ローイングはジムにあるマシンと同じで、自転車より場所をとり、音もしたので今回は見送りました。
普段は吝嗇の夫が、今回ばかりは安物ではなくいいものを買おう、と即決したので驚きました。オプションで保証期間も延長しました。夫婦でジムに通う場合の半年弱の費用でした。元を取るにはそれなりに利用する必要があります。
よく夫婦で話しているのですが、一番意義深い投資は、自らの健康への投資だと思います。特に中年以降は健康の重要性が増します。長生きをしたいからではなく、健康でないと何もできないという意味でトッププライオリティになります。今週届いたら夫婦でトレーニングに励もうと思います。