親戚を訪ねる旅 1

夫の親戚に会うためにモントリオールに来ています。義父の親族がたくさん住んでいるのですが、私はそのうちの1人にしか会ったことがありませんでした。

義父の親族はもともとカナダ出身ではなく、祖国の戦争のために次々と移民しました。義父の出身国は現在も日本人の渡航は外務省により禁止されています。昨年義父が亡くなり、夫の叔父や叔母に会いに来るよう要請されて、義父の遺品などを届けに来ることになりました。

ロンドンからモントリオールまでは直行便で7時間ほど。エアカナダは遅れも無く、機内サービスも充実し、とても快適でした。

今回泊まっているのは短期アパートメントで、キッチンもベッドルームも広々としています。朝食はパンと卵を買ってきて、自分たちで用意します。スーパーマーケットに行きましたが、食料は全般的に割高でした。

私はカナダに来るのは約20年ぶりです。昔アメリカに住んでいたので、いろいろ似たところがあり懐かしいです。食べものがよく似ていて、ホームフライ(朝食のピリ辛フライドポテト)、巨大なベーグルやマフィンやチョコレートチップクッキー、飲み放題のダイナーのコーヒー、デイリークイーンのアイスクリーム、サブウェイのサンドイッチなど、そういえば昔こういうのあったな~と。

Tim Hortonという朝食のファストフード店。普段食べないもの。

夫の叔父、叔母たちは異国で助け合って生活をしています。子供たち(夫の従兄弟たち)はモントリオールで育っているのでここが故郷です。

想像通り親戚一同は私たちを手ぐすね引いて待っていて、大歓迎してくれました。顔立ちが濃い人々の中で、一人(私)だけのっぺり顔なのは、異人種間結婚あるあるです。皆気を使って英語で話してくれます。

義父は9人兄弟で、兄弟姉妹たちそれぞれに数人ずつ子どもがいるので、大家族です。今回の旅で会った親戚は20人弱。誰が誰の子どもか頭の中で家系図を把握しておいても、名前を覚えるだけでも大変です。(続く)

叔母さんの家の素敵なインテリア
タイトルとURLをコピーしました