義両親の不動産(フラット)売却完了

昨年5月に急逝した義父の住んでいたフラット(アパート)の売却がやっと完了しました。買い手が見つかってから1年以上かかりました…長かったです。手続きに四苦八苦しているうちに、どんどん住宅ローン金利が上がり続け、その間も固定資産税にあたるカウンシルタックスや光熱費を払い続けていました。

一軒家に比べてフラットは売るのに時間がかかります。フリーホルダーの了承を得なければいけなかったり、弁護士と連絡が取れなくなったり、リースのほんのちょっとした文言を問いただされたり、次から次へと乗り越えるべき事柄が出てきました。その間、よく買い手が諦めなかったと思います。

現在、イギリスの住宅市場は売ろうとする家主が多いため供給過多になっていて、買い手を見つけるのは本当に難しい状況です。この厳しいマーケットで次々と売り急ぐ魅力的な物件が出てくるなか、手付金を弁護士に払ったとはいえ、お互いの辛抱強さが試されます。

手続きをしたのは夫ですが、途中数か月間全く進展が無く、5月くらいには諦めかけていました。夏休みということもあり、弁護士やフリーホルダーを含む関係者が休暇を取っていたりして、連絡が取れませんでした。今回はチェーンではなかったのでそれでも気長に待てましたが、売買を同時にすすめたい状況だったら発狂しそうですよ。

本日無事エクスチェンジ(通常金曜日)、そこから1週間でコンプリーション(鍵を渡し、売却代金受領)になります。私は1ポンドももらいませんが、義父の唯一の財産分与が無事できそうでホッとしました…。

買い手は50歳くらいの独身の女性で、80歳くらいのお母さんと一緒に住むのだそうです。

次は来年他のフラットを売却して(手続きを考えると気が遠くなりますが…)、その資金で家を買う予定です。家の住み替えは数年がかりのプロジェクトですね。

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