イタリアをしのぐ食道楽の国、お腹が空く暇がなかったです。イタリアはイタリアレストランばかりですが、スペインの都市だとレストランも国際的。アジア系では日本料理が一番人気でした。匠という欧州のラーメンチェーンに入ってみたのですが、夫はロンドンで食べたどのラーメンより美味しいと感動していました。ヨーロッパのラーメン激戦区、デュッセルドルフでも一番人気だそうです。ポルトガルでは美味しいコーヒーを探すのに苦労しました。スペインは全粒粉のパンがどこにでもあり、パンも菓子パンも美味しかったです。バルセロナはシーフードも充実。ワインもイタリア以上に安い！1杯2.40ユーロから。レストランの照明は暗いです。カフェやホテルのサービスも、どこも親切で気持ちが良かったです。
初日に格安航空券のオーバーブッキングで乗れなかった件ですが、有料で席を選ぶということで回避できます。追加費用は掛かっても、席を確保すれば乗れないということはありません。帰りの便もオーバーブッキングで、搭乗口で10数人が絶望的な顔で待っていました。そのうち3人ほどは運よく乗れましたが、どうしてもその日に飛ばなくてはいけない場合もありますね。
夫がスペイン語を話すので困ることはありませんでしたが、大体の人が英語を話せますし、話せなくてもこちらを理解しようとしてくれます。スリの多さは耳にしており、ポケットにファスナーが付いたジャケットを着ていました。エスカレーターなどで、必要以上に近づいてくる人がいたら、すぐに移動しました。
今回感じたのは、人々が想像以上にカタラン語を話すということです。大体3言語併記されていて、スペイン語、カタルーニャ地方のカタラン語、英語です。ハウスワインはカタルーニャ産のワインです。地元の白ワインは薄くて物足りない感じ、赤ワインは美味しくて何杯も飲みました。カタルーニャ美術館にも行きましたが、展示の仕方が上手で、いいキュレーターが居るのだろうと思いました。
また数年後に行きたいと思いますが、夫が飛行機を使った旅行は懲り懲りだと言っているので、実現するかどうか…。初日に寒い場所でタクシーを1時間待っていたので夫は風邪を引いてしまい、旅行中つらそうでした。
