フラットの改装プロジェクト 4 キッチン編

旅行から帰って早々に、キッチンの改装が始まりました。バスルームを改装してくれたのはプラマー(Plumber)という水回りを請け負う配管業者ですが、キッチンはCarpenter、つまり大工さんです。

月曜日は女王の葬儀で祝日だったのに、約束どおり朝8時に来てくれました。設計図を確認しながら、既存の設備を取り外していきます。大きな設備を丸ごと捨てる(=埋め立てる)のは環境に良くないので後ろめたかったのですが、何十年も前に設置されたと思われるキャビネットの扉が全部修復不能で使いづらかったので、今後賃貸に出すかもしれないことを考えて改装することにしました。

扉が閉まらないキャビネット

約2週間、キッチンが使えないのはとても不便ですが、新しいキッチンになれば10年は気持ち良く使えると思うので、一時の我慢です。イギリスの家、特にフラットではキッチンの中に洗濯機があるのが一般的です。ということは、改装中は洗濯機も使えません。冷蔵庫が無いと暮らせないので、リビングに仮置きし、食器などの洗い物はバスルームのシンクを使わざるを得ません。

カウンタートップを外し、洗濯機やコンロや換気扇を外し、キッチン収納もすべて外してくれました。今日の午後に新しいセットが届く予定なので、楽しみです。

撤去しても狭い

キッチンの改装費用は、キャビネット、新しい冷蔵庫、コンロなどすべて込みで4,000ポンドで、人件費が6,000ポンド、トータルで10,000ポンド(163万円相当)となりました。小さいキッチンのわりに安くはないですが、インフレが進むと将来もっと高くなりそうなので、今することにしました。キッチンのデザインと供給は、何社かに見積もってもらい比較して、Howdensにお願いしました。

今のフラットは夫が独身時代に買ったもので、キッチンが狭くて2人で作業することができません。男性が物件を選ぶとき、キッチンの広さの優先度は低いですからね…。今回の改装で、一人が調理している間に、もう一人が洗いものをすることができるようになるといいのですが。

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