昨日の午後、エリザベス女王が崩御されました。イギリスに長年住む者として、やはり心に穴が空いた感じがします。
周りの日本人でも、女王様ロスを嘆き「悲しくて外出できない」と鬱症状を訴える人までいます。
数か月前までお元気そうではありましたが、やはり去年のフィリップ殿下の逝去以降、そしてアンドリュー王子の疑惑もあり、お窶れになった感じはありました。96歳という御年で現役で超多忙な職務をこなされていて、すごいなと思っていました。何と、チャーチル首相、スターリン、トルーマン大統領、毛沢東の時代に戴冠し在位70年！一般人でも現役で仕事をするのは40年程度です。長い間、本当にお疲れさまでした。
コロナ禍の時、国民に向けてテレビでメッセージを送られたのが印象的でした。
イギリスではスポーツなどのイベントのキャンセルや延期が発表になっており、国民全体が喪に服します。葬儀は約10日後で、ウィンザー城に埋葬される予定です。
今日は国籍関係なく、人と顔を合わせるたびに「悲しいね」と言い合いました。黒い服を着ている人がいつもより多い気がしました。
