遺品整理 ~家族のためにモノは減らしておこう

持ち物が多い義父が予期せず亡くなり、後に膨大なモノが残されました。未だ遺言は発見できていないのですが、遺言を捜索しつつ遺品整理をしています。丸4日朝から晩まで作業をしましたがまだ半分ほど残っており、もう本当にヘトヘトで倒れそうです。義妹は悲しくて遺品を直視できないといって来ないので、私たち夫婦がものすごい効率で片付けています。

巨大なゴミ袋を何十個運び出したことか…。賞味期限切れの食料などはためらいなく捨てられますが、兄妹の指示を仰がないと処分できないものも多いです。それでも、義父がため込んだものの8割くらいはゴミ(か他の人には無価値のもの)で、即ゴミ箱行きです。

これはほんの一部で一例ですが、重曹の新しい箱が20個ほどありました(下の写真)。キッチンペーパーも何十個もありますし、服も何百着、靴も何十足、ボトル入りの水も百数十本、掃除用の洗剤やスポンジや歯ブラシや封筒など一生分あります。段ボールに入ったままの新品の家具はそのまま売るとして、大昔の切手の膨大なコレクション、ペンのコレクション何百本など、処分に困るものがたくさんあります。寝室1つはウォークインクローゼット状態だったので、未使用の鍋とか、スーツケースは十数個(鍵を開けるのが大変でした)、ワインも数十本ありました。夫が買い物依存症の義父の財政支援を長年してきたのですが、不用品であふれた家を片付けるのは本当に大変です。まだ使えそうなものをチャリティショップに持って行くだけでも、何十個も袋があるので、労力が要ります。パンパンに詰まった冷蔵庫2台の中を一掃するだけでも大変なのですから、あちこちの収納に収まりきらない量のモノを取り出し、分類し、移動するだけでも疲れてしまいます。

重曹。これはほんの一部
水のボトル これもほんの一部

良かったのは、大量のものは整理整頓されていたこと。そしてアパート全体が清潔に保たれていたこと。義父は長くお金に困っていたので、金目のものはとっくに売っており、価値があるものは出てきません。借金もありますが、アパートを売れば返済できそうです。

突然死で準備できなかったとはいえ、不用品は体力があるうちに自分で処分しておくと、遺された家族は大いに助かりますので、私たち夫婦は誰かに迷惑を掛けないように、今後もミニマリストでいこうと思います。

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