久しぶりに会った姪はすっかり大人びて、高校生になっていました。シャイでいつも母親の後ろに隠れていた子が、ちゃんと会話できるようになっていて、時の流れを感じました。
学校で進路を考えるように言われているらしく、私がどんな勉強をした結果どんな仕事をしているか、聞いて来ました。
子どもが将来就きたい職業は、数年前までユーチューバーだったと思うのですが、今は何と「会社員」なんだそうです。ビックリしました。しかも条件付きで、在宅勤務できる会社員になりたいんだそうです。そりゃあ楽ですけれども。
ちなみに私が子どもの頃は、野球選手や保母さん(この言葉自体時代遅れ)だったりしました。現代の子どもは堅実ですね〜。
会社員といっても、いろいろな会社がありますし、会社の中にもいろいろな仕事があります。それを説明してあげました。
大学の学部は新卒の入社試験にはあまり関係が無く、出身大学の方が重要だということ、何がやりたいかわからないときは、とりあえず方向転換しやすい分野に進んでおく事をアドバイスしました。初任給の給料だけで選ばず、福利厚生も含めて検討すること。
何だか夢が無くて気の毒になりました。若者が多くの選択肢から選べる世の中になることを願っています。若いからこそとれるリスクを取ってもらいたいですね。そして軌道修正したい人に優しい社会であって欲しいものです。
