夫婦間のディール(スペース編)

それぞれの夫婦にそれぞれの決まりごとがあると思います。

夫婦それぞれが仕事をし、収入を得ていても、自分だけが恩恵を受ける出費はためらわれますし、事前に夫に相談(申告)します。ヘアカット程度の出費ならお互い言いませんが、数百ポンド(数万円)のものは必ず言うようにしています。

本当はインビザラインもしたいし、レーザー視力回復治療もしたいです。でも言えば必要ない、と却下されると思うので言いません。夫も趣味のギターや眼鏡やデジカメなどは買う前に相談してくれます。私がダメということはないですが、去年買ったよね、とは言います。

スペースについても同じルールです。

私たちはモノが少ない生活を目指しているので、自分だけしか使わないもので場所を取るものは、家に入れる前に承認が必要です。それを家に入れることによって相手のスペースが狭くなるのですから、当然です。

健康オタクの夫は、ヘンプシードミルクを作るとかで、大きなブレンダーを持って来ました(買って使っていなかった義父に押し付けられました)。ニンジャというメーカーでいかにも胡散臭いと思ったのですが、意外にもブレンダーユーザーには人気のブランドだそうです。とはいえ私には使う予定がありません。キッチンが狭いのだから、なるべくキッチン家電は少なくしたいという私の散々の申し入れを無視した形になります。でも、これを機会に私もディールを持ち出しました。

嫁入り道具として持ってきたものの、夫の反対により泣く泣く処分した電子レンジを買ってもいいことになりました!夫は今どき電子レンジが体に悪いと信じ込んでいて、一切使う気はないと言います。義父も義妹も持っておらず、イギリスには不思議な迷信があるものだと思います。何かをちょっと温めたいときに、電子レンジが無いと不便です。大きなガスオーブンで何十分もかけて温めるのはエネルギー効率が悪すぎます。

夫の気が変わる前に注文しようと思います。キッチンはさらに狭くなりますが、電子レンジの便利さを考えると、苦になりません。夫に、機能や色などどういうレンジがいい?と聞いたら、「一番小さいやつ」と言われました。調べてみたら、小型で便利な機能が付いたものが、100ポンド以下で買えそうです。ちなみに今検討しているのは、シャープのグリル機能もついたものです。電子レンジがある生活、楽しみです♪←レベル低すぎ。

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