コロナ感染で変わった人生観

いまだにコロナウィルスから回復していませんが、徐々に体調が戻っています。症状が出てから6日目の現在、通常の65%といったところです。熱は引き、残っているのは咳のみになりました。今日から仕事(在宅勤務)にも復帰し、あと数日で全快しそうな気がしています。

死にそうとまではいかないまでも、私たち夫婦はここ数年で一番の体調不良を経験しました。もちろん、これは良い面もあり、月並みですが、健康のすばらしさを再認識できました。

引越し先が決まっておらず、賃貸の内覧に行かなければならないのに、自主隔離で外出できません。そんな状況で、夫婦で考えていたことがあります。

「もう妥協するのはやめよう」ということです。

住む場所も、例えば「週末義実家に行きやすいから」「通勤に便利だから」あまり好きなエリアでなくてもいいか、と考えるのは止めて、自分たちが一番幸せを感じられる街に住もうということです。簡単に言うとQOLの追求ですね。

今までの人生、人並みの苦労や努力をしてきたつもりです。夫婦ともアラフィフとなり、まだまだ身体的には元気ですが、先が見えてはきました。

やりたいことがはっきりと決まっているわけではないものの、FIREができる条件は数年前に整っており、もう仕事を最優先にしなくてもいいよね、ということになりました。早期退職と呼ぶほど早期でもありませんが、一般的にはリタイアは65歳前後とされているので、早いほうには入ります。子どもがいないこともあり、生活費は投資からの収入で賄えるので、働く必要がありません。

夫婦とも他のものを犠牲にしてまで第一線で働いた時期があります。今の仕事は好きです。コロナに感染するまでは、体力が許す限り、需要がある限り、働き続けようと思っていました。でも今は、パートタイムで働いてもいいし、収入が減っても在宅でできる仕事なら転職してもいいと思っています。仕事が無ければ、地域の活動に参加するのも楽しいかもしれません。

今すぐに仕事を辞めるというわけではなく、段階的に仕事中心のライフスタイルからシフトしていくことを考えています。オミクロンで再び在宅100%という勤務スタイルになり、改めて今後の働き方を考えているところです。

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