イギリスに住んでいると、特に小柄な日本人は本当に服のサイズに悩まされます。
店のショーウィンドウの服はそれほど太めに見えないのに、なぜ?と思ったのですが、日本から来た知人に「マネキンが大きいね」と言われて気づきました。日本人女性の平均身長は158センチ、平均体重は53kgです。イギリス人女性は、164センチ体重65キロだそうです(体重もっと多いと思いました)。一回り違いますね。
渡英1年目はどんなに探しても、一番小さいサイズの服でもぶかぶかで、でも諦めきれずに途方にくれました。人に言うと、子ども服を着れば?と言われたりして、それでうまくいくこともないわけではないのですが、袖口や胸回りが微妙にきつかったりするのです。
普通の店の一番小さいサイズは8(日本の婦人服9号)、運が良ければ6(同7号)がありますが、それ以下になると選択肢がとても限られてしまいます。
同僚に超スリムな女性がいるので、どこで服買っているの?と聞いてみたら、「なかなか無いのよ~(困)」と言っていました。特に、コートなど上着が全く見つからないそうです。他の同僚は、Miss Selfridgeに小さいサイズがあると教えてくれたのですが、デザインが20代向けでした(汗)。小柄の味方、バナナリパブリックは数年前にイギリスから撤退してしまいました。
私が現在利用するのは、MangoとUniqloだけです。Mangoはボトムスはかなり小さいものもあります。Uniqloも他のブランドに比べるとサイズの範囲が広いです。ものによっては、ウェスト22インチ(オンラインのみ)、サイズ4まであります(感激)!トップスは今は大きめのシルエットが流行りということもあり、多少ぶかぶかでもそれほど変な感じはしないでしょう。
ウエストだけではありません。去年はアンクル丈のボトムスが主流で、お直ししなくても履けました。フルレングスは、悲しいほど余ってしまい、クリーニング店で直してもらいます。今はスペースがなくてミシンを買えないのですが、引っ越したら自分で直そうと思います。