現在居住中のフラットの購入オファーを9月13日にもらってから、引越し先の家を探してきました。売りに出ている物件が少なく、内覧をしたいと思える家がなかなかありません。やっと見つけて内覧を申し込もうとすると、契約済みと不動産屋に言われたりして、家探しの難しさを実感していました。友人は2年かけて200軒内覧しても買いたい不動産が見つからず、結局購入を諦めたそうです。
これまでいろいろなエリアにある7軒の家の内覧をしました。先週末は3軒見てきました。
内覧は集中して隅々までチェックするのでとても疲れます。3軒目に着くころにはヘトヘトで、夫は「もう内覧キャンセルして帰ろう」と言い出しました。
土曜日に見た3軒のうち、1軒目は人気のエリアにある大きな一軒家で、現在居住以外の目的に使われていて状態が良くなく、修理に費用がかかりそうでした。2軒目は、もう少し庶民的な地域にある家で、日本風にいうと3LDKでした。この家の問題は、家の修理を現在のオーナーが自分でしたようで、あちこちの作りが安っぽく、配管がむき出しになっていたり、電化製品が3流メーカーのものだったりして、これまた改築にかなり費用がかかりそうでした。ただ、地元の人と話したところ、とても住みやすそうな地域だとは思いました。
3軒めは、2寝室なので一見小さい家ですが、庭に広い離れがありました。今まで見た家で一番安いのが魅力的でした。現在の居住者が女性だけの家族ということもあり、セキュリティはしっかりとしています。ビクトリア時代に建てられた家で壁が厚く、メンテナンスも隅々まできちんとしてありました。庭が美しく手入れされていて、夫は気に入ったようです。近所に大きな公園があり、そこでジョギングもできますし、離れをジムにしてもいいと思いました。
私たちが思い描いていた家と違う部分は、駅から徒歩10分以上かかること、そしてキッチンがダブルドア+アイランドで無いという2つだけで、それ以外の条件はすべて満たしていました。ちなみに、英語で条件をすべて満たすというのはTick all the boxesと言います。(続く)