1年半ぶりの通勤

いよいよ今週から週3回のオフィス勤務が義務付けられたので、1年半ぶりに会社に行って上司や同僚たちに会いました。私はTeamsの会議でも顔を出していなかったので、老けたな~と思われないように、美容師さんにヘアカットと白髪染めをしてもらいました(通常セルフ染め)。お化粧のし方も復習。

通勤は電車とバスを利用するのですが、乗客が少なくてとても良かったです。コロナ前は駅のプラットフォームにびっしりと人が待っていて、電車が来ても何度か見送らないと満員すぎて乗れないという状況でした。昨日と今日は電車もバスも乗車率50%くらいでした。BBCによると、コロナの規制がなくなった今も、ロンドン中心部のオフィスで働く人はコロナ前の18%だそうです。以前は道に人がとにかくあふれていたので、今ぐらいがちょうどいい密度な気がします。オフィスの周りは、何とかスーパーもカフェも開いていました。

勤務先が入っているビルの他の会社はまだオフィスに戻っていないようです。私の勤務先も、理論上60%の人がオフィスにいるはずなのにガラガラで、夏休みを考慮しても少なすぎます。今後の勤務体系は部署によって部長が決めていいことになっています。

同僚たちは皆コロナ前と同じで元気そうでしたが、1年半の間に太っていました。同僚A(男性)は見た目15キロ、同僚B(女性)は5キロほど大きくなっていました。私も結局体重は減量目標に届かず、0.5キロ増のままで出勤日を迎えました。

私は会社にあまり友達がいないので、再会を喜び合う人もいません。寂しい気もしますが、人付き合いが苦手なので、ガラガラのオフィスはむしろ快適です。でも、出社早々会社のネットワークがダウンして仕事が出来なくなり、こんなことならやはり在宅で働きたいと思いました。インフラの脆弱さはさすがイギリスです。

4月から私が担当している部署の人にキッチンで会い、私に変わってからすべてが素晴らしい、ととても感謝してくれました。実はその人の名前も知らないのですが(聞けませんでした…汗)、私の仕事が評価されていて嬉しかったです。

やはり一番大変なのが、通勤の時間をひねり出すことですね。朝5時からトレーニングをし、日が昇る6時から走りシャワー、朝食と身支度と猫の世話。

昨日は夫が在宅勤務だったので、夕食はトマトリゾットを作ってくれました。外は寒く、温かい食事が沁みわたります。仕事から帰宅したらご飯が出来上がっている幸せ。夫はいつでも専業主夫になるよ、と言ってます。

こうしてみると、気が進まなかったオフィス勤務も案外悪くないと思いました。とはいえ、やはり在宅勤務の方が好きですけれどね。

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