散々日本国内で開催に関して物議をかもしたオリンピックですが、何とか無事に終わりに近づいてきましたね。東京を中心にコロナ感染者が増え続けているようで、そこは心配ではありますけれど。
異国から故郷の東京の風景を眺めるのは妙な気分で、ノスタルジーに駆られます。イギリスだとBBCで放映されていますが、BBCのレポーターたちが東京滞在を楽しんでいる様子が伝わってきて、幸せな気分になります。アスリートの人たちには酷暑が厳しいらしく、気の毒ですが。他の国でもそうだと思いますが、自国の選手が活躍するスポーツに時間を割いて報道されます。
オリンピックを観るたびに思うのですが、普段全く忘れているというか、初めて知る競技があり、「こんなスポーツあるんだ!」と感心しています。そういうマイナーな競技を観るのが楽しいのです。自分が一度もしたことがないだけでなく、存在さえも知らなかったスポーツに人生を賭けて日々しのぎを削っている人がいるということに感動します。
今回は一般観客がいないということで、今までのオリンピックよりプレッシャーが少なく、選手たちがスポーツを楽しんでいるように見えました。もちろんスポンサーのためにいい記録を出さないといけませんし、地元でウォッチパーティとか開いているので緊張はすると思いますが、スポーツのお祭りですから、思い切り楽しんでいただきたいです。
一昨日行われたパーク・スケートボードの競技は、本当に面白くて興奮しました。ティーンエイジャーのアスリートたちが柔軟にボードを操り、感心しました。カメラワークがすごくて、こちらまで空を飛んでいるかのような映像でした。日本育ちで英国代表のスカイ・ブラウン選手がイギリスで最年少でメダルを取ったことはイギリスで大々的に報道されていました。インタビューを観ましたが、スカイちゃんはアメリカに住んでいるだけあり、自信があって、でもまだ背が伸びそうな子どもらしさもあり、とっても可愛いのです。「メダルがとれて、めっちゃ嬉しい」という正直な感想も、現代っ子らしくてほほえましい。「この子はスターだわ」と夫とため息をついて見てました。スポンサーが数社ついて、13歳にして資産360万ポンド(5,500万円)だそうです。ケガに気を付けて競技を続けて欲しいです。
他のスケートボード選手の母が39歳と聞いて、自分の年齢を再認識しました(汗) オリンピックはキラキラとまぶしいほどの生命力がみなぎっているのが見られて感動します。他に面白かったのは馬術やマウンテンバイクです。
今日から空手が始まり、明日からマラソンです。楽しみです!