新聞の不動産セクションやインテリア雑誌を見ると、今イギリスで部屋の壁の色を変えることが流行っているようです。
私が住んでいる場所はコテージ風の建物で、内装もドアもほとんどすべて白く塗ってあります。引っ越してから付けたブラインドも白です。それはそれでどんな絵画を掛けても映えますし、明るくていいかと思っていました。
以前住んでいた場所はモダンなアパートだったので、家具は光沢がある白いものでした。改めて今住んでいる場所を見回すと、ちょっと味気ない感じがします。また、オーブンを買い替えた時の配線工事で、醜いパイプが天井に付けられてしまい、それを目立たなくしたいのです。
壁の色ですが、グレーやダックエッグ色(青みどりで彩度が低い色)にする人が多いようです。ペンキは、キッチン用、バスルーム用、リビング用、外壁用、ドアなど家具用、と細かく用途が分かれていて、色も気に入らなければ混ぜて作ってもらえるところもあります。また、試し塗りように、ほんの小さいサンプルもローラー付きで売っています。
ちょっと冒険ではありますが、気に入らなかったり飽きたらまた塗り替えればいいのです。我が家は一番大きな家具のソファーが薄いグレーなので、ベージュの壁は合わなそうです。思い切って濃い色にしたら、インテリアが引き立ちそうです。
というわけで、今年の夏に色を変えてみることにしました。だいぶ雰囲気が変わると思います。楽しみです。