本日、1回目のワクチンを接種してもらいました。12月に始まったワクチン接種ですが、当初の予想では1回目が7月くらいかと思っていたので、順番が回ってくるのが意外に早かったです。
ワクチンを打たないという選択肢もありますが、一時帰国や旅行をしたいので、リスクと恩恵を量りにかけて、受けることを選びました。私が知る限り、「ワクチン危ないかもしれないから打たない」というイギリス人はいません。在英日本人には打たない人もいます。
オンラインで予約したところ、一番近い接種会場が0.9マイルのところだったので、片道20分近く歩きました。
先週違う地域でワクチンを打った人は、アストラゼネカ製だったそうです。欧州大陸では人気が薄いこのワクチン、今イギリスでせっせと消費されています。副作用の出方が人によってだいぶ差があり、ちょっとドキドキでした。
数日前にNHS(国営の国民健康サービスセンター)から、ワクチンの案内パンフレットが届いていました。今日歩いて会場に行くと、建物の外に7人ほど待っていて、手を消毒しマスクを渡されて本人確認しました。イギリスらしいのが、あなたのEthnicity(民族的バックグラウンド)を選んでください、と言われました。リストは20種類くらいあり、日本人はAsian – otherを選びます。自己申告制というのが面白いですね。
来ていた人たちはほとんどが私と同年代でしたが、2回目という年配の人もいました。
その後、年配の女性ドクターと個人面談があり、薬物にアレルギーがあるかなど簡単な問診を受けました。あなたが今日受けるのはアストラゼネカ製のワクチンよ、と言われました。
それが終わると個室に招かれ、名前を確認したら利き腕ではないほうの上腕にすぐにブスっと注射されます。消毒もしなければ、刺した後の止血テープもなし。痛くないと聞いていましたが、思ったより痛かったです(涙)。夫は注射した箇所が内出血を起こして数日間腕が痛かったようですが、私は痕が見えないので腕そのものは大丈夫そうです。
予想したよりも待ち時間が長かったです。2回目も同じ場所なので、次は迷わずに行かれそうです。
アストラゼネカ製のワクチンは女性に血栓ができやすいということが分かっていますので、今後数日間、体調に注意してみます。2週間ほどで体内に抗体ができ、6割ほど効果があるそうです。