今年のクリスマスディナーは、義妹の家でささやかなパーティをしました。本来我が家でやるべきでしたが、義妹の家に居候がいる関係でそうなりました。義妹は夏に引っ越したので、新居での集まりです。
アメリカに住んでいた時は、クリスマスディナーといえば七面鳥と詰め物とマッシュポテト、グレービーとクランベリーソース、デザートはアップルパイとバニラアイスクリームでした。
イギリスでは、前菜はミンスパイ(スパイスが効いた小さいドライフルーツのパイ)など何でもOK、メインはローストビーフかローストチキン、付け合わせはローストポテトやニンジンやパースニップ、グリーンピース、グレービー、ヨークシャープディング(味のないパイのようなもの)、デザートはクリスマスプディング(ドライフルーツのケーキ)などが一般的です。
ローストビーフ用の肉の価格が高騰し、一番美味しい骨付きのリブだと4人分だと50ポンド以上はします。チキンだと普通のサイズ(1.5キロくらい)で6ポンド程度とずっと安く済みます。野菜はとても安いです。ローストビーフは我が家はクリスマスにしか食べません。
数年前からプレゼントは子どもだけがもらうことになり、プレゼント選びとラッピングと荷物がなくなり、本当に楽になりました。子どもは姪一人で本が好きなので、シリーズものを贈りました。喜んでくれました。
義妹が作ったのは前菜はエビフライとピッグインブランケット(ソーセージのベーコン巻き)。メインはローストチキンと、野菜のローストと、グレービーと、グリーンピース、ヨークシャープディング、デザートは手作りのトータカプレーゼ(イタリアのカプリ島のアーモンドケーキ)でした。作り慣れたメニューで、いつもと変わらず美味しかったです。前菜はちょっと油っぽかったですが。
25日と26日は公共の交通手段がないので、車で行きました。帰りは夫に運転してもらい、私はワインを飲みました。
クリスマスはアフタヌーンティーと同様、ランチとディナーの間の時間に食べるもので、いつも同じ時間に食事を摂る私たち夫婦にはそれがちょっと不都合です。空腹で行って、たっくさん食べました。