在英の日本人はそれぞれ一時帰国の計画を立てているようですが、やはり状況が流動的と言わざるを得ません。
航空会社は誠意をもって対応してくれているようで、頭が下がります。
友人が4月中旬に日本に行く航空券を予約したのですが、フライトが2回もキャンセルになったと連絡が来たそうです。経由便で帰る予定が、経由地まで行くフライトが無くなってしまい、ロンドンからの直行便に乗ることになったそうです。迂回により飛行時間16時間!長いですね…。
他の知人は今週家族で帰国の予定だったのですが、出発前のコロナ検査でまさかの陽性が出て、乗れなかったそうです。まったく症状がなかったそうで、聞いた私もショックでした。イギリスでは今13人に1人が感染中と言われていますので、こういうケースはよくあると思います。手数料を払えば航空会社はフライトを変更してくれるようです。帰国中のスケジュールもびっしり埋めて、お土産も買い込んで、パッキングもして乗れなかったら悲しいですね。
私は上記の友人と同じ経由便で5月に帰国する予定ですが、直行便に振り替えられる可能性があります。
フライト前のコロナ検査ですが、日本政府所定のフォーマットに記入してもらわないといけないので、大使館や航空会社のウェブサイトに載っている検査所で受ける必要があります。これについて様々な情報が飛び交っていて、直前になってフォーマットが違った、となっても間に合いませんので、注意が必要です。一番確実なのは、フライトの2日前にヒースロー空港に行って検査を受けることですが、遠いですし、検査も高いです(16,000円相当)。他の検査所を使う場合、そこが書いてくれるフォーマットで入国できそうか、事前に大使館に問い合わせたほうがいいようです。
それ以外には、ワクチンを受けた人はNHSの証明書を準備したり、日本政府指定のアプリをダウンロードしたり、やることがたくさんあります。一時帰国ができるようになったといっても、一筋縄ではいかないものです。