ピラミッドのあとはメンフィスに。メンフィスは正確には位置を特定できていないそうですが、巨大なラムセス2世の像が横たえてあります。このの素材は比較的加工しやすいそうです。敷地内には状態の良い小さめのスフィンクスやほかの立像も展示されています。人も少なく、穴場だと思いました。
次はサッカラ遺跡のセラピウムです。ここは謎が満載で、一番興味深かったです。地下のトンネルのような場所に、24の石棺が並べられています。一つ一つが同じ大きさで90度正確にカットされている、蓋と入れ物です。この黒御影石は現在でもダイヤモンドカッターかレーザーでしか切断できないほど硬いのだそうで、紀元前1400年ごろにどうやって作成されたのか全くの謎なのだそうです。用途も分かっておらず、牛に関する儀式と想像されていますが、本当のところは不明です。石棺を調べようとしても、重くて運び出せないとのこと。中に何が入っているか調べるため、やむを得ず1つをダイナマイトで破壊したところ、何も見つかりませんでした。
ツアーガイドさんは私たちをパピルスのお土産屋に連れて行こうとしましたが、興味がなかったので飛ばしてくれ、と頼んだら途端に彼のテンションが下がりました。その後4人で現地の食堂に行き、コシャリという、パスタとご飯と玉ねぎ炒めとレンズマメにトマトソースをかけた料理を食べました。ビネガーはお好みで。1.5ドル程度の食べ物ですが、優しく懐かしい味で、私は好きでした。
タクシーの中でガイドさんに渡すチップを考えていたら、彼はひょいと降りてそのまま去ってしまいました。ホテルまで送り届けてくれたドライバーには謝礼を渡しました。
ホテルの周辺にはレストランがほとんどなく、近くのフォーシーズンズホテルで3回夕食を食べました。格安航空で荷物のサイズに極端な制限があった私たち、みすぼらしいサファリルックで5つ星へ(汗)。ロングドレスのモデルのような女性やアラブの王子様みたいな人たちがいるなか、肩身が狭かったです。
BYBLOSというレバノン料理のレストランは、中東料理にうるさい夫が「人生で一番の中近東レストラン」と太鼓判を押すほど美味しかったです。いろいろ試せるメゼとグリルチキンを注文し、おすすめされたピスタチオとクリームのケーキも試しました。ケーキは甘すぎず、シェアでちょうどいいサイズで絶品。さすがのクオリティとサービス。お勘定は2人で37英ポンド程度だったので、イギリスだと一人分くらいでした。



