イギリスに住む小柄な日本人女性にとって、服よりさらにサイズを探すのが難しいのは、靴です。
小柄な知人も小さいサイズの靴が売っていないと嘆いていました。私の靴のサイズは22.0センチ(イギリスサイズ3)、日本でも小さいですが、困るほどではありません。余談ですが、イギリスに来てからハイヒールを履かなくなり、元の21.5センチから少し大きくなりました。
勤務用のパンプスなどは、皆無です。私が唯一履けるのはClarksというお店の、UKサイズ2のバレエフラットでした。でも今見たら、無くなっていました。しばらく通勤しないので当面はいいですが、将来どうしよう…。ストッキングやタイツで履く靴は、通常より小さめでないと脱げてしまいます。これもまた、子ども用の靴はデザインが違い、大人には履きにくいのです。
と・こ・ろ・が!
ランニングシューズなどは、子ども用もほぼ同じ作りで、問題なく履けます。さらに、子ども用シューズは、付加価値税20%がかからない分(必要なものとみなされる)、大人用よりもずっと安く買えるのです!
子ども用といっても、こちらの子どもは大きいので、身長170センチ用まであります。女の子で170センチってもう大人ですよね。例えばナイキでも、子ども用セクションにUKサイズ6.5まであります。日本のサイズで24センチまであるなら、だいたいの女性は間に合うのではないでしょうか。男性も同じだと思います。誰かがメーカーに問い合わせたところ、付加価値税以外は全く同じだそうです。
これを知ったのは、イギリスに来て9年後です。それまで大人用セクションでほとんど選択肢がないなか、一番小さいサイズを買っていました。トータルでいくら損したかな…。