引っ越しに伴い大量の不用品が出て、先日も書いた通り状態のいいものはたくさんチャリティショップ(リサイクルショップ)に寄付しました。
新品同様の家具は、ローカルの掲示板ウェブサイトGumtreeかeBayで売ります。ご存じだとは思いますがeBayは売れたら手数料が10%かかります。支払いはPayPalを使えるので売り手としては安心です。配送の手配もしてくれます。早く売りたい場合は両方のウェブサイトに載せます。粗大ごみの処分は、地元の回収業者に連絡すれば取りに来てもらえますが、お金がかかります。私の地域は5アイテムで35ポンドでした。
今回、ダイニングテーブルセットを売りに出し、5年前に買った値段の半分程度で売れました。椅子の1つにキズがありましたが、引き取りに来た若いカップルは全然気にせず、むしろ状態の良さに感動してとても感謝してくれました。
他の家具はタダであげるかわりに引き取りに来てもらいました。洋服ダンス、ベッドサイドテーブル、棚2つ、チェスト2つ、ダイニングテーブル、コーヒーテーブル、ソファーなどです。無料の場合は、Gumtreeでもいいですが、Freecycleというウェブサイトも利用できます。掲載した瞬間から大量のメールが届きますので、誰に何をあげる約束をしたか記録しつつ話をすすめます。
無料というと約束しても取りに来ない人もいます。もしくは約束の時間に何時間も遅れる人もいます。こちらはその時間外出もせずにずっと待っているのですが、遅れる連絡があればまだしも、ひどいとその日連絡がつながらないこともあります。つまり、一応モノの確保だけしておいて、気が変わったら無視です。せめてキャンセルの連絡をしてくれればこちらも対処できますけれど。
日本人に需要がありそうなものは、MixBというウェブサイトに広告を出します。今回も、書籍を大量に取りに来てもらいました。他に食器やキッチン用品など、前の住人が残していったものを中心に、大量のものをあげました。地元のチャリティショップが寄付を受け付けていないので、とても助かります。そこまで持って行くのも重いですしね。
先日、Freecycleでキッチン用品をあげるので取りに来てください、と広告を出したら地元の女性が連絡をしてきました。私の家に入るときはマスクの着用をお願いしますね、とメールに書いたら、強烈な返事が来ました。
「私はマスクの着用を免除されています。私は何か月もどこに行く時もマスクを着けていません。バスや電車もですが、お店も全く問題ありません。政府が許可しているからです。コロナウィルスは作りだされた幻想です。でなければ、政府がマスク無しを許すわけないですよね。警察官でマスクしていない人もいます。マスクは感染防止に役に立たないのです。それどころか、着用すると自分が吐き出した二酸化炭素を肺に入れることになり、体に悪いのです。ビル・ゲイツも同じ考えで、大手薬品会社を儲けさせているだけです。」
私は食器をあげる人とマスクの是非について議論をする気はさらさらなく、「ヤバいの来ちゃったな」と思いました。じゃドアの外に置いておくのでよろしく、とメールしました。彼女はメールアドレスからして、アメリカ人です。そういえば、アメリカ人でマスク拒否する人がいると読みました。この辺は日本人の私には理解できない考え方です。
ちなみに、イギリス政府がマスク着用を免除している人は、以下になります(雑な翻訳ですみません)。①11歳以下の子ども ②心身に障害がある人 ③着用もしくは離脱時に著しい困難がある人(何ですかね?) ④読唇術が必要な人と会話をする人 ⑤エクササイズ時など自分もしくは他人に怪我の危険を及ぼす人 ⑥マスク着用のために任務を遂行できない警察官や緊急隊員。
この近所の女性ですが、モノを受け取った後、お礼のメールをくれました。「もらったもの全部、とても重宝しています。私は最近まな板をダメにしちゃったのよね。1枚買ったんだけれど、今回もらったのは色もいいし、気に入っているわ。小さいナイフも便利ね。最近カボチャを切った時に折れてしまったので、これを使わせてもらうわ。お皿やお椀も便利。オーブンのトレイも、鍋5個も、スプーンやフォークも、とても助かります。感謝しています。あなた、何か欲しいものある?」
ありがとうございます、でも結構ですと丁重にお断りしました。家の場所を知られてますから、変に粘着されても困りますしね。
他の女性は食器を取りになんと片道2時間も運転して来ました。私は構いませんし、取りに来てもらってありがたいです。でも、キッチン用品なんて地元で新品を安く買えますし、ガソリン代のほうが高くつくのが分からないんですね。
とにかく、おかげさまで家はだいぶすっきりと片付きました。