久々の中近東の食べものエントリーです。しょっちゅう作っているのですが、記事にしていませんでした。
あまりなじみがない野菜ですが、ビートルート(日本ではビーツと呼ぶらしい)というカブのような根菜を使います。毒々しいほど鮮やかな色なんですよ。カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやビタミンB類、食物繊維などが含まれるほか、ベタシアニン、ベタインなど、栄養盛りだくさんだそうです。生でも食べられるそうですが、私は調理(水煮)ずみのものを買ってます。
イギリスに来たばかりの時は、歯ごたえのない独特の食感になじめず、あまり好きではありませんでした。でも慣れてきたら、サラダなど結構使い勝手がいいことに気が付きました。味はとうもろこしに似ていると思います。
さて、中近東風のアレンジですが、タヒニというゴマのペーストを使います。ビートルート4個分を小さく切り、タヒニを大さじ1.5杯、プレーンヨーグルトを50グラム、レモン汁を少々入れて、ビートルートをつぶします。塩コショウで味を調え、パセリのみじん切りを載せて完成です。
中近東では、ピタというポケットのようなパンを食べるのですが、これがややドライなので、ディップのような食べものが多いです。ひよこ豆から作るフムスは有名ですが、これまた日本ではあまりなじみがないですね。
今日はピタが家になかったので、普通のトーストに載せて食べました。パセリも買い忘れました。これに、レンズ豆のスープ(後日記事にします)を添え、シンプルなランチです。でも美味しいんです!とても簡単なので、材料が入手できそうな方は試してみてください。