一時帰国から戻りました。まだ時差ぼけでフラフラです。
毎年実家のある東京ともう1都市旅行するのですが、今回は夫の希望で大阪にしました。私は大阪に行くのは3回目です。夫は行列に並ぶのが嫌いなので万博には行きませんでした。
帰国はよく英国航空を利用するのですが、今年は日本航空の羽田直行便と乗り継ぎ便にしてみました。去年北海道で夫が食中毒になって現地ツアーに参加できなかった経験から、事前に一切予定を立てませんでした。
機内食の質が落ちたのは否めず、夫は「もう2度とJALには乗らない!」と不機嫌になってしまいました。サービスや機内エンターテイメントも以前に比べイマイチでした。
ホテルはアクセス、朝食、静かという条件で予算内で探し、通天閣の近くの大阪ひのでホテルにしました。地下鉄の駅からすぐで便利でした。中国や韓国からの団体ツアーが利用するホテルで、朝食はとても混んでいてものすごいサバイバルゲームが繰り広げられていてショックでした。夫は「日本は今こうなっているのか…変わってしまった」と呆然としていました。特に中国からの観光客は強烈で、列を完全に無視して、ビュッフェで私が使っているしゃもじを横から奪い取りました。大人が子どもに「列を無視して取ってこい」と教えるのでしょう、体当たりです。韓国人は列を守っていましたが、共有スペースで酔っぱらってどんちゃん騒ぎ。夫に見分け方を聞かれ、金属の箸を使っているのが韓国人だと教えました。ホテルのサービス自体は良く、午後はアイスクリームとお酒が食べ放題飲み放題、夜にラーメンが無料で提供されました(私は毎晩お腹いっぱいで食べられませんでしたが)。朝食もバラエティがあり、落ち着いて食べられなかったとはいえ美味しかったです。18階建ての大型ホテルで日本人の宿泊客は他に1組しか見ませんでした。95%がアジア系観光客で、スタッフもほぼ外国人でした。
大阪城を見に行きましたが、とても暑く炎天下で1時間並ぶことができなかったので、城の中には入りませんでした。
観光とは関係ありませんが、大阪市にもえびすという地域があり、漢字が違うのですね。日本橋の読み方も「にっぽんばし」ということでした。
私が唯一行きたかった水族館は夫が「俺は狭い場所に動物や魚が閉じ込められていて気の毒だから動物園や水族館が嫌いなんだ」というので、そうかもしれない、と諦めました。
アーケードがあちこちにあり、それぞれ賑わっていました。なんば地区のメイドカフェが並ぶ通りには驚きました。でも意外に(?)健全で、安全だとは思いました。道頓堀も外国人であふれ、とてもゆっくりと歩ける状態ではありませんでした。大阪はどのレストランも英語のメニューが用意されていて、クレジットカードも大体使え、喫煙可のお店も結構ありました。

大阪ではお好み焼き、串カツ、たこ焼き、鰻、焼き鳥など食べました。大阪で1回も食べられなかったのは、美味しいパンです。パン屋さんは東京のほうが充実していると思いました。夫は初日に利用した牛丼チェーン店のコスパに感動し、毎日行きたがりました。

大阪も東京も皆さん一生懸命に働いていて、それぞれがプロ意識が高く親切で、頭が下がる思いでした。
