楽しむ、という表現は不適切かもしれませんが、外野にいる人にとっては完全にイベントですね。この記事の執筆時点でまだ結果は出ておらず、興味深くフォローしています。貼り付いて成り行きを見ているのは、ブレグジットと1回目のロックダウンの時以来です。
大統領候補と現職大統領のなんとも幼稚な罵り合い。世界一の国のリーダーがこれでいいのか?と思わせる小学生どうしのケンカのようなディベート内容でした。唖然…。
トランプ大統領は劣勢に焦って、票の数え方に不正があったと既に訴訟の準備をしているそうです。開票を止めよ、という抗議があるそうです。負けそうだからといって、開票自体を止めようとするのはおかしいと思いますが。
ブッシュ(息子)大統領の時も、あやふやなままブッシュが大統領になりましたよね。あれは何だったんだ?と当時思いました。ヒラリーも得票者数はずっと多かったのに、あの選挙人制度という不思議なシステムで、トランプが勝ちました。ポイントは、権力に関する制度を決めるのはお金持ちというところです。この点はイギリスも同じです。
私がすごいな、と心から感心するのは、バイデン氏、トランプ氏とも70代半ばということ。私の親と同年代だなんて!私はこの年でもあんな風に戦う体力や気力をとても絞り出せません…。普通ならとっくに引退して、余生をのんびり過ごしている時ですよね。アメリカという各種問題山積みの国を率いるなんて、しかもそれを自ら引き受けようなんて、えらすぎます。こんなストレスフルな仕事、私なら1億円もらっても嫌です。
プレジデントデーの2日から見ていましたが、昨日の朝から開票がほとんど進まず、飽きて見るのを止めてしまいました。株式市場は不透明感が後退して、上げているようですね。
歴史上、2期目選出されなかった大統領は、戦後はフォード、カーター、ブッシュ(父)だけだそうです。今回はどうでしょうね。高齢で任期途中で死亡する可能性もあるので、副大統領候補もかつてないほど重要です。
米国民の皆様には申し訳ないですが、やっぱり外野からこの泥仕合を眺めるのはエンターテイニングです。私の個人資産も大きく影響を受けますが、そんなことどうでもいいです。