テナントの入れ替え、大家は大忙し 1

賃貸に出しているフラットのテナントの1人が、ガールフレンドと住むことにしたので退居したいと申し出がありました。男女の友人同士で女性の方は審査ギリギリの収入でしたが、男性の収入が良かったので承認しました。

二人での契約なので、別のフラットメイトと契約し直すことになります。この女性が一緒に住みたい、と紹介してきた人の年収が基準に満たず、残念ながら契約できませんでした。

次のテナントは不動産屋を通さずに探すことにしました。前回も管理は自分たちでしていたので、管理方法も心得ています。

個人大家がテナントを募集して直接契約することが出来るプラットフォーム、OpenRentというウェブサイトがあり、そこを利用しました。初期費用は69ポンドで、広告、内覧希望者とのやり取りやスケジュール管理、契約書ドラフト、敷金の管理までできます。追加サービスは、プロによる写真撮影、入退去時の状況調査、テナント候補の信用調査、ガス安全証明書発行などあり、個人大家にはとても便利!

大家としてはなるべく空室の期間が短い方が理想的ですが、退居してから必要な修繕や塗装をする必要があります。掃除が行き届いていなかったり、実際には退居後すぐに入居してもらうのは難しいです。

早速、広告を作成しました。が、物件の写真は前回利用した不動産屋が撮ったもので、それを利用することはできません。1年前のインベントリーチェック時の写真を利用しましたが、他の広告と比べると見劣りしました。

一応完成しウェブサイトに掲載されたので、ドキドキして内覧希望者からの連絡を待ちました。が、来るのは不動産管理会社からの営業メールばかり。おそらくAir B&Bのような経営をするのだと思います。私たちは誰が住んでいるか把握したいので、それらの勧誘をお断りしました。その他、計十数件の問い合わせがあり、内覧をする前に何人で住むつもりか、いつから入居希望かなど基本的な質問をするのですが、返事をしてくる人は半分以下でした。

自称俳優という人が内覧を希望し、条件を満たしていたので内覧に向かいましたが、約束をすっぽかされました。こちらは仕事の時間をやりくりして交通費もかけて行ったのに、時間の無駄でした。それ以外にも数人連絡していたのですが途中で途絶えたり、家具を買ってくれるなら契約しますと言われたりしました。(続く)

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