仕事に復帰、改めて思うこと

義父が急逝してから1週間、東奔西走してきましたが、今日仕事に復帰しました。4連休中も続けて肉体労働をしたので疲労困憊。でも私を待っている人が複数いるので、いつまでも休むわけにもいきません。

死去から1週間以上経っても死亡証明書が発行されません(イギリスらしい…)。遺書を保管している弁護士は見つかりましたが、この証明書がないと遺書を開けないそうです。

今回身に染みたことは、1人めの親が亡くなった時に比べて格段にいろいろ大変だということです。義母の時は、時間がある義父が手続きなどましたし、遺品も義父が家に住み続けるので問題ありませんでした。夫は10人兄弟の義父の親戚一人一人に連絡をし、話を聞いて慰めてあげ(普通は慰められる側ですが)、金融機関や弁護士や各方面に通知をし、葬儀のプランを立てて遺影を探し、近所の人を含めて数十人に連絡をしています。その合間をぬって朝から晩まで遺品整理をしているので、夫が過労死するのではないかと心配です。

早く結婚した義両親は私たちの同年代の親よりも10歳ほど若いので、体力がない夫に将来老々介護が務まるのか不安でした。幸か不幸か、介護が全く不要な状態で突然亡くなったので、俗にいうピンピンコロリでした。苦しんだのはわずか2時間半という、うらやましいほど理想的な死に方です。

誰でもいつかは死にますが、何十年と生きてきた人が亡くなるということは、本当に大変なことですね。

今日夫婦それぞれ仕事に復帰しました。朝から複数の会議に出席し、煙が出そうなほど頭をフル回転して対応していますが、大量の文書を読み込んだうえで難しい判断を次々と迫られるなど、ショートしそうです。

来週はもともと休暇の予定でした。葬儀の準備で忙しく、仕事も溜まっているのでキャンセルしようかとも思いましたが、夫を休ませないと倒れそうなので、心身ともに癒しに行くことにしました。

昔から、葬儀の前後は忙しくて悲しむ暇もないといいますが、まさにそうですね。一番悲しいはずの夫が先頭に立っていろいろ対処しなければならずハードな状況ですが、精神を保つのにこの状況が役立っているようです。

月並みですが、人生いつ突然終了するか分からないので、あまり先のことを考えすぎずに今やりたいことを楽しむことが大切だね、と夫と話しています。危ないからと義父に禁止されていたエジプトへの旅行も、私たち夫婦としては行きたいので、計画しようと思います。

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