フラット売却がとん挫、今後のオプション

昨年の秋から取り組んできたフラット(アパート)売却ですが、昨日弁護士から連絡があり、買い手の買い手のそのまた買い手の住宅ローン申請が承認されず、諦めたということでした。

経緯をタイムラインでまとめると、9月13日にフラット購入オファーをもらい、11月1日に買いたい家にオファーをし、12月7日にその家主が売却を取りやめ、1月13日にフラットの買い手の買い手の買い手の住宅ローンが却下され他の銀行に再申請、3月17日に再度却下となりました。普通はローン申請から6週間ほどで結果が出るのに連絡がなかったので、ダメだろうとは思っていましたが、やはり上手くいきませんでした。

弁護士によると、私たちのフラットの買い手はまだ購入する意思があり、住宅ローンの承認を3か月延長してもらう手続き中だそうです。それでも、その人のフラットの買い手は他の買い手を探さないといけないので、また一から広告を出して内覧をし、その買い手は住宅ローンを申請し、物件の調査や評価をし、という一連の流れになりますので、契約が成立するのは早くてあと3か月先ということになります。さらに、その新しく見つかった買い手にもチェーンがあるかもしれません。つまり、その人が所有する物件が無事売れることが前提の購入になります。もう、気が遠くなりますね…。

私たちのオプションは3つ。1つ目は、買い手の買い手が他の買い手を見つけるのを待つこと。2つ目は、売るのを諦めて、フラットを改装する。3つ目は、下の階の人の友達が買いたいかもしれないということなので、その人に売ることで話を進める、です。

住みながら改装も大変

私たちは購入失敗の際に弁護士費用2,600ポンド(40万円)を無駄にしており、今回の売却の方でも弁護士に1,200ポンド(19万円)を既に支払っています。取りやめるとすると、この費用も無駄になります。フラットを改装する場合、屋根裏部分を広くしたり、バスルームとキッチンを新しくしようと思うので大掛かりな工事になります。建築家に見積もってもらったところ、建築許可取得、建材などすべて込みで大体7万ポンド(1,100万円)だそうです。次に売ろうとするときにこの費用を上乗せして売れそうかどうかがポイントです。隣人の友人がどの程度本気か分かりませんが、隣人の年齢からして友人はおそらく初回購入者(ファーストタイムバイヤー)ですので、チェーンはないと思われます。一方、隣人はややだらしがなく、友人も同じタイプだとしたら手続きがタイムリーに進まないのではと懸念されます。

とりあえずは、引越しがあと3か月はなさそうということで、早速休暇の計画を立てています。今後どうするかは、夫婦でじっくりと話し合って決めようと思います。

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