居住中のフラットを8月末から売りに出していて、5組ほど内覧があり、9月13日に口頭でオファーをもらいました。
その後、正式なオファーレター(Sales Memo)が来たのは9月30日です。買い手の住宅ローンの審査に時間がかかりました。その間も私たちは内覧を続けたかったのですが、いい値段でのオファーだったため不動産屋がやる気をなくし、候補者からの内覧申し込みを受けていなかったようです。
一応、購入者の住宅ローンの審査は下りたので、晴れて私たちのフラットはSold STC(売買契約中)のステータスになりました。これから物件の調査、弁護士のアポイントに進みます。
正式なオファーをもらったので、私たちも購入物件の内覧を始めます。いろいろ探してみたもの内覧をしたい物件が見つからず、今日初めて申し込みをしました。
実際には、売りと買い同時は結構大変なので、つなぎでどこか賃貸を探すことになるかもしれません。数週間程度なら荷物(主に家具)だけ倉庫に預けて義妹の家に間借りさせてもらえそうですが、長引きそうなら短期物件になります。短期といっても最低6か月くらいからなので、2か月ほど賃料を損するかもしれません。家具なしで猫OKで短期の物件を探すのは難しいでしょう。
オファーについて書きますね。通常売値よりも低い金額でオファーされるので、その分も見込んで上乗せして売値を設定してあります。なので、遠慮なく低い金額からオファーをスタートして大丈夫です。とはいえ、50万の物件に30万でオファーしても相手にしてもらえません。一応売主に対して失礼にならないオファーは10%引きの値段と言われています。他に興味がある購入者がいそうなら、売値に近いところをオファーしないと勝てません。同じ値段のオファーならファイナンスがいい方が選ばれますが、財政状態が同程度の買い手からのオファーは、一番高い値段が選ばれます。10%引きでオファーするのは勇気がいりますが、ダメならダメと言われますし、そこからお互いに妥協点を探っていきます。
義妹の場合は、不動産屋からの情報で他のオファーがなさそうということが分かっていたので、5.4%引きのところでオファーしてみたところ、すんなり受け入れられたそうです。オファーの際に、住宅購入税減税期間に契約が間に合わなかったから割引して欲しい、また購入後屋根の修繕にお金がかかるのだから、そこも考慮してほしいとリクエストしたそうです。尚、彼女が売った物件は購入者がとても気に入り、売値のままオファーしてくれたそうです。
私たちのフラットを買うとオファーしてくれた人は、ほんの少しの割引で申し出てくれました。わずか0.7%引きの価格でした。
£1,000(約15万円)でも売値に対してはとても少額に思えますが、絶対額で考えると馬鹿にならない金額ですので、ぎりぎり受け入れられそうな値段をオファーしてみてください。他の人のオファーが高ければ、それより高い金額で改めてオファーすることもできます。