居住中のフラットを売りに出して、わずか2週間で売れました。しかも、ほぼ希望通りの値段が提示されました。おそらくこれがベストだと思ったので、オファーを即受けました。
売りに出して以降もペンキ塗りなどを続け、だいぶきれいになっています。
若いカップルなど5組の購買候補者が内覧に来て、そのうち2組は2回見に来ました。2回見に来るということは、それなりに真剣に考えているということです。そのうちの1組、若い独身男性は、何も質問もせず5分も見ずに帰ったので、興味が無いかと思いました。それに、2階部分は屋根裏を改築した部屋で天井が低く、2メートル近い身長の彼には使い勝手が悪いはずです。
金曜日に彼は母親を連れてもう一度見に来ました。その母(資金源)がフラットをとても気に入り、即決だったようです。
内覧者が来る日は家を隅々まで片付けておかなければならず、洗濯物を広げたりできませんし、猫も見知らぬ人を怖がるので、早く決まって欲しいと思っていました。先週末時点で内覧した5組の誰からもオファーが無く、新たな内覧予約もなかったので、「売れなかったらバスルームとキッチンを改装して暮らそう」と夫と話していたところでした。
住んでいる場所を明け渡す私たちは、次の家を探さなければなりません。週末も候補地を見に行ってきましたが、素敵な地域は駅から遠かったりして、なかなか難しいと思いました。住みたい町が決まらないうちにフラットが売れて、ちょっと焦っています。
次に買う家候補に早速内覧の申し込みをし、週末見に行ってきます。コロナ前までは、資金調達の見通しがたっていない人でも内覧できました。最近は住宅ローンの審査が下りている、キャッシュがある、持ち家に買いオファーをもらった、などの具体的な当てが無いと内覧の予約ができなくなりました。「買うつもりはないけれど人の家の中を見るのが趣味」という人もいますので、内覧者の制限はいいことだと思います。私の友人はなんと200軒も内覧したそうですが、まだ購入していません。
一応オファーをもらったので内覧開始できますが、フラット売却金だけでは不足なので、またあちこちに散らばっているお金を夫も私もそれぞれかき集めて住宅購入資金を手当てしなくてはなりません。住宅価格の他に、Stamp Duty(住宅購入税、これが一番高い)、弁護士代(数千ポンド)、エージェント手数料(フラット売ってくれたエージェントに数千ポンド)、Survey(調査費)、引越し代、住宅ローンのアレンジ手数料(モーゲージブローカーに払う)などさまざまな費用がかかります。これから数か月の間、新しい家に落ち着くまではとても忙しくなりそうです。