Pingdemicとは何ぞや?

イギリスではコロナ関連の規制が解除になってから約1週間経ち、徐々に人々の生活が元に戻りつつあります。

一方、スーパーマーケットの棚が空っぽになっていることが報道されています。これは、店で働く人がNHS(国民保健サービス)のアプリに「自主隔離しなさい」と指示されて、外出できないからだそうです。その数、なんと50万人とか。

私はアプリを利用していませんが、感染者に接触した可能性がある人にはPingピン!という音がするそうで、このスーパーの棚に商品が並んでいない状況のことをPingdemicと呼んでいるようです。イギリス人もダジャレが大好きなのです。

実はここ数日、暑くてアイスクリームを探しているのですが、どのスーパーもアイスクリームのコーナーは空っぽです。並べるそばから売れているのでしょう。

これを受けて、イギリス政府は特定の職業の人は自己隔離しなくても良いという指針を出すそうです。アプリの意味なしですね。

アプリを利用している人がそんなに多いとは驚きました。ナイトクラブに入るときはこのアプリを利用しないといけないそうです。

話が思い切り逸れますが、インフレーションが話題になっていますし、実際に肌で感じていますが、今回のインフレは需要の伸びよりもむしろ供給のボトルネックによるものという見方があります。秋にはこのひっ迫が解消されると言われており、インフレが一時的なものか、もう少し長い傾向なのか、気になりますね。

どうしても買いたいのに買えない、というものはアイスクリームの他にはありませんが、一部の地域では人々がパニック買いして供給不足に拍車がかかっているそうです。こういうニュースを見ると、自分のことしか考えていない人が多く、残念な気持ちになります。

タイトルとURLをコピーしました