先日、猫が偏食でなかなかフードを食べてくれないという記事を書きました。
先週木曜日の朝に猫の具合が悪くなりました。私が不在の時に猫が嘔吐し、夫が片付けてくれましたが、初めてのことで夫は相当ショックだったようです。かねてから、猫というのはよく吐くものだと夫に伝えてありましたが、痙攣しながら苦しそうにしている姿を目の当たりにして、驚きを超えてパニックを起こしていました。
猫は目の前にどんなに好きそうなものを出しても、全く興味を示しませんでした。普通に歩いてはいました。心配で、インターネットでいろいろ調べました。
具合が悪くなる前日に、猫は小さい蜘蛛を食べてしまいました。でもその程度で体調に影響するとは思えません。フードの好き嫌いが激しいので、苦手なフードを食べさせるためにおやつを少量混ぜたりしていました。だんだんおやつしか食べなくなり、栄養不足になったのだと思います。嫌いなフードを出されたら意地でも食べなかったのですが、それがストレスになったのでしょう。あと、夜私のベッドで寝たがるのですが私が安眠できなかったので、数日居間で寝てもらいました。それが猫にとってはつらいことだったかもしれず、寝室に猫ベッドを作ったらそこで寝るようになりました。
2日目の朝も奇妙な声で叫ぶように鳴いたあと、胃液を嘔吐しました。げっそりと痩せてしまい、背中を触ると背骨がゴツゴツしていました。体温も下がり、耳や足の裏が冷たかったです。丸2日間全く食べず、排泄もしなくなったので、いよいよ動物病院の緊急電話番号にかけようと思っていた矢先、ツナ缶(水煮)を出してみたらごく少量食べました。それから鳥のささ身やタラをゆでて与えるとほんの一口ずつ食べ、ゆっくりと食事量が回復し、昨日あたりからやっと以前と同じ食欲が戻りました。
おやつはしばらく与えないことにしました。おやつを入れていた引き出しのところに行って催促するのですが、空にした引き出しの中を見せたら諦めたようです。
数日は、「朝起きたら死んでいるのではないか」と心配で、飼い主の私の体重が減ってしまいました。改めて、ペットを飼うというのは大変なことだと思いました。苦しくても言葉で訴えられませんから、様子をよく見ておかしかったらすぐに対処してあげなければいけません。
また元気に走り回る姿を見て、ほっとしています。