私より年上の夫に一足先にワクチン接種の招待状が来て、先週末に打って来ました。
イギリスでGP(General Practitioner、主治医)に登録している人に、順番に案内が来るみたいです。ちなみに、私は夫と別のGPに登録しており、まだ連絡が来ていません。携帯電話にテキストメッセージで連絡が来たら、ウェブサイトから予約するシステムだそうです。
義父はファイザー製のワクチンを打ってもらったそうですが、夫はアストラゼネカ製でした。これは住む地域と接種に指定された場所で決まるそうで、もちろん選べず、聞かなければどの種類か教えてもらえません。待ち時間は全くなく、すぐに終わって帰されたそうです。同じ地域に住む人でもワクチンの種類が違うのは、接種場所にマイナス70度でワクチンを保管できる設備があるかどうかで決まるのだそうです。
国民の半分が1回目の接種を済ませたイギリスでは、もう実際に打った人の話をだいぶ聞きます。ファイザー製を打った人は後で具合が悪くなったという話は聞きませんでしたが、アストラゼネカ製は皆多少体調を崩すそうです。1週間倦怠感が抜けなかったとか、熱が出たとか、2週間寝込んだ、という話をあちこちから聞きました。
夫も接種後体調が悪いそうで、普通に生活はできますが、いわゆるインフルエンザのような症状があると言います。具体的には、接種箇所が2日経っても痛む、寒気がする、頭痛がひどい、などです。長くてもあと数日で収まるでしょう。
私が案内をもらうのは来月になりそうです。そして、欧州で不人気のアストラゼネカ製を接種することになるでしょう。アストラゼネカ製を使用するのを見送ると言っていた欧州の国が手のひらを返したように、やっぱり使いましょうとなり、今度は英国に輸出できません、という流れになってます。週末に報じられたのは、イギリスではワクチンの供給がまもなく不足するということです。どうなっているんでしょうね。
ワクチンを打たなければ乗れない航空便もあるそうなので、旅行できるように一応打つつもりです。免疫ができるのが接種後2~3週間ということなので、あと半年近く先になりそうです。