2018~2019年、2019~2020年の税年度に払い過ぎた税金の還付をずっと申請し続けていて、やっと入金されました。5年近くかかりました(汗)。
イギリスの税務署はHMRCという政府機関で、私は毎年税理士にSelf Assessment(確定申告)をお願いしています。追加で支払う年と、還付される年があります。近年のものは割りとすぐに決済できたのですが、さかのぼって申請した年の分は何年間もHMRC側の手続きが放置されてきました。
税務署だって払いたくないものですから、あの手この手でこちらが諦めるまで時間を引き延ばします。根気が試されます。
今回私が申請していた金額は2年間分で4,500ポンド(92万円相当)近かったので、「ま、いっか」と諦めるには多すぎます。こちらは必要な書類を耳をそろえて送っているのですから、年に何度か「あの件、どうなりましたかね?」と催促して来ました。一度、資料が足りないので送ってください(←とっくに送ってある)、と連絡が来て以来なしのつぶて。
私が住むエリアから選出された国会議員(MP)に税理士が直接レターを書いてくれて、やっと今般、入金がありました。長かった…。でもこれで一応過去の分の清算がすべて終わりました。
今回の還付は、過去に追加で企業年金基金に拠出した時に免税されるべき分が自動で引かれていたため、その分を取り戻したものです。必要以上に税金が自動で引かれるシステムになっており、気が付かなかったり、そのままアクションを起こさない納税者も多いです。
今週26日にいよいよ来年度の財政政策が発表されます。ここ数か月は変更点の噂でイギリスのメディアは賑わっています。労働党なので富裕層への増税が予想されます。どうなるか、注目しています。
ちょっとした金額が払い戻されたので、そのうちの大部分は投資に回されますが、家族や自分のクリスマスプレゼントでも買おうかと思います。


