秋のホリデー第2弾 ~またギリシャ④

最後はお待ちかね(?)、今回の旅の食レポです。毎回書いている通り、われわれ中年夫婦の旅の目的は一貫して美味しい食べものです。大好きなギリシャ料理は、中近東の料理と似ていますが、肉の種類がちがいます。羊は少なくて、豚肉と牛肉がメイン、鶏肉もあります。イタリア料理やフランス料理と違い、バターの替わりにオリーブオイルを使うので、全体的に重くないです。食材が新鮮。田舎のカフェでもコーヒーマシーンがあり、豆から挽くので美味しいコーヒーが飲めます。

食事は1皿の量がすごいです。でも美味しいので残さず食べました。シーフードを食べる気満々で行ったのですが、お肉を良く食べました。夫は長時間煮込んだ料理が好きなので、ビーフのほほ肉のシチューや、昔のアニメに出てきたような骨付き肉(ローストポーク)を食べました。感動的に美味しかったです。そのほか地元料理は、トマトソースのミートボールだそうです。メインは14ユーロくらいです。ローカルのハウスワインは軽めのメルローが中心で、500MLで7ユーロ程度です。嬉しいのは、クレタ島同様、ディナーのあと無料のデザートがもらえることです!お店によって違いますが、どこも美味しかったです。私たち夫婦は大体ディナーはメイン2皿とワインと水を注文し、2人でサービス料込み26~30ユーロでした。ロンドンは一人分でもこれ以上かかります。

ギリシャの軽食と言えば、串焼きグリルの肉(スブラキ)と野菜とフライドポテトとヨーグルトソースを丸いパンで包んだジロスです。注文してから作ってくれるので、とても新鮮で美味しいです。サンドイッチとはいえボリュームがすごいので、これで1食です。

ジューシー

最後の2泊は、4つ星ホテルのスイートルームに泊まりました。Maroon Bottle Suites、とてもおすすめです。といってもシーズンオフなので割安で、2泊朝食付きで150ユーロくらいでした。いつもアパートメントに泊まりますが、ホテル宿泊もたまにはいいものです。朝食はギリシャヨーグルトにミューズリと蜂蜜、地元のカスタードパイ、ゆで卵、グリークサラダ、コーヒーなどを選び、ボリュームたっぷりで美味しかったです。

ホテルの朝食

おすすめレストランは、テサロニキでは2つ。The RougaとAkratos Oinosです。The Rougaは滞在中2回行きました。広いレストランですが地元の人にも大人気らしく、週末やハイシーズンは予約が必要です。私はカスタードクリームが大好きなので、ここのデザートのミルフィーユが最高でした。Akratos Oinosのローストポークは絶品。カランバカではAmbrosia Taverna Restaurantというところが美味しかったので2晩連続で行きました。ここのおすすめはキノコのソテーです。お店を選ぶとき、店の入り口に呼び込みの人がいるレストランは避けましょう。

キノコのソテー
Politiki Salad
無料のミルフィーユ

どのお店でも必ずPolitiki Saladを注文しました。キャベツの千切りサラダ(6ユーロくらい)なのですが、こんなにシンプルでどうしてこんなに美味しいのか、とうならせられるほどやみつきになります。キャベツの甘みとしんなり具合が絶妙なのです。政治的な名前を疑問に思って調べたところ、Politikiというのは街という意味で、コンスタンティノープル(現イスタンブール)のことなのだそうです。今度作ってみようと思います。

グルメの観点からいうと、ギリシャではクレタ島が1位、テサロニキは僅差で2位です。テサロニキのほうがメインディッシュが2~3ユーロ安めでお得感があります。食べものが美味しいと旅行の満足度が上がりますね。今回も楽しい旅となりました♪(終わり)

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