秋のホリデー第2弾 ~またギリシャ②

ギリシャ人は苦虫をかみつぶしたようなしかめっ面をしている人が多いですが、親切です。スペインやポルトガルは人々が幸せそうでした。ギリシャでは数人で集まってカフェでコーヒーを飲む習慣があるようで、皆おしゃべりに花を咲かせています。昼からお酒を飲む人は少ないようです。ビニール袋に食べものを入れて持ち歩いている人が多いです。

テサロニキはギリシャ第2の都市といっても徒歩でどこにでも行かれ便利です。人も車も多いのになぜかリラックスできます。バルセロナやナポリのような緊張感はありません。

住めるか、と言われれば「住めない」と答えざるを得ません。住めない理由は、①大気汚染。数日いただけで呼吸が苦しくなりました。普段イギリスでディーゼル車が黒い排気ガスを出しているのを見て憤慨していたのですが、全くレベルが違います。②東洋人が少なすぎる、というか、いない。街で全く見かけませんでした。ヨーロッパの街には普通寿司やラーメンやカレー屋がありますが、アジアの食べ物もほとんどありません。③トイレの便座がないところが結構あります。また、紙は流さないでください、と書いてあります。不潔ではないのですが、おばあさんになったらスクワットの姿勢で用を足すのは大変だと思います。スペインは水不足でシャワーの時間に制限がありましたが、ギリシャはその心配はありませんでした。

中2泊はカランバカという町に泊まり、奇岩の上に立つ修道院群を見に行きました。アテネやテサロニキから日帰りツアーもありますが、いかんせんどちらからも遠くアクセスが悪いので、ゆっくり見学するのに2泊してよかったです。ちなみに、アテネから約4時間、テサロニキからバスを乗り継いで3時間半です。カランバカは小さい町ですが、一応商店やレストランはあります。バスかレンタカーしか行く方法がなく、バスは1日4本あります。トリカラという町まで2時間半、そこで乗り換えて30分ほどです。2時間半ノンストップで、バスの中にトイレが無いので、トイレが超近い私も夫も心配しましたが、なんとか大丈夫でした。電車があればもっといいのですが、建設中ということです。電車なら本が読めるのに…と思いましたが、バスの中でも読めました。(続く)

タイトルとURLをコピーしました