確定申告。人生の足並み揃え、難航

ロンドンは急に春めいてきて、明るい気分になります♪毎年1月下旬が一番ウキウキする時期なんです。

イギリスでは1月31日が確定申告の締め切り日です。税理士が作成してくれた申告書の内容確認をし、一旦オンラインで提出。あとで修正が必要になればします。個人の損益計算書が複雑化して手に負えなくなったので、税理士には本当に感謝しています。来月改めて電話で今後の方針の確認・相談をする予定です。

このブログで書いているように、約1年前から引退のタイミングとその後の人生について悶々と考えています。アラフィフでのリタイアはFIREと呼ぶには遅く、平均よりは少し早いですが、更年期障害による体調不良(現在は回復)と、個人の純資産がイギリスで上位4%に入り不労収入だけで生活費が賄えるようになったことが主なきっかけです。仕事に決定的な不満があるわけではなく、重要度や難易度に比して申し分ないベネフィットを受け取っています。正直なところ、辞めるのがもったいないという思いも10%ほどありますが、同時にこれ以上お金があってどうする?という気持ちもあります。職場に友人はおらず、気が付けば自分より年上の同僚は数えるほどになりました。時々会社のイベントに参加すれば楽しいと感じることもあります。

一方、同世代の歌手の突然死や、67歳の経済評論家が亡くなったという報道で、残り時間は少ないかもしれない、と考えるようにもなりました。実母は70代後半で不自由なく活動しているので、そうなる可能性もありますが、もう十分働いてきたのではないか?とも思うのです。振り返れば、特に独身時代は仕事一筋の生活でした。

引退するなら他の場所に拠点を移したいのですが、夫の同意が必要です。50代後半の夫はあと数年は働くことを希望しています。夫婦とも転職するには困難な年齢で、金銭的な報酬を目的とするなら現状を維持するのが一番理にかなっています。夫と話していてつくづく思うのは、男性にとっての仕事というのは金銭以上の意味があるのだということ。保守的な夫は、仕事がアイデンティティの一部になっているのです。仕事こそが自己実現の場であり、社会に必要とされている証であり、家族を支える経済的安定をもたらしてくれるものであり(私は養われていませんが)、社会的な居場所であり、人間関係も仕事が軸になっています。こういった理由付けもありますが、ただ単に同年代の人が責任ある仕事にまい進しているときにリタイア(お爺さんになるイメージがあるようです)して無職になるのは気が進まないようです。私にもそういう時期があったので、十分に理解できます。

働きたい夫を辞めさせるわけにもいきません。イギリスには定年がなく、夫が引退するまで待っていたらこちらもお婆さんになってしまいます。私は体力・気力があるうちに人生の第2章を始めたいのですが、お互いが納得できてハッピーになる道を探っていくことになりそうです。

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