去年から考えていたことですが、引越しをしようと思っています。
現在の住居は通勤の利便性を一番に考えて選んだため、便利ですが環境がいいとは言い難いのです。
ロックダウンで在宅勤務になり、自宅で過ごす時間が長くなるにつれ、生活の質を上げるために郊外への引越しをしたいという思いが強まりました。引越し自体は去年から検討していたのに二の足を踏んでいた理由が、Stamp Dutyと呼ばれる、住宅購入の際にかかる税金が高かったためです。
ところが!
7月に政府がStamp Dutyの減税を発表しました。家の購入価格によって、所有するのが1軒めか2軒め以上かによって税率が変わります。この措置は2021年の3月31日までです。人によっては、15,000ポンドもの節約になるので、7月は住宅の売買が過去10年で一番多かったそうです。
Stamp Dutyを計算したい方は、このリンクから簡単にできます。1件しか所有しない場合、50万ポンド(約6,750万円)までの物件購入なら全く払わなくていいことになります。ロンドンだと、この金額を超えてしまう物件も多いと思いますが、イギリス全体でみると90%の物件は50万ポンド以下だそうです。
いい機会ですから、売りに出されている住宅をチェックしているのですが、便乗値上げが見られます…。実際に、不景気にもかかわらず、家の価格は過去最高付近まで上がっているようです。割高だと、売却が通常より26日長くかかるというデータもあります。
3月末までに、買いたい家が見つかるといいのですが…。